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ホストからクラウドへ

2017-12-07 09:15:53 | 日記

初期の大型汎用コンピューターは、タイム
シェアリング・システムを採用したと昨日
述べたが、ホストコンピューターと複数の
端末という形態はすっかり影をひそめてし
まった。

大型コンピューターが机の上に乗るパソコ
ンに進化し、クライアント・サーバー方式
となり、さらにP2Pという「主役」のな
いネットワークに変貌をとげた。そして手
のひらに乗るコンピューターのスマホとな
った。

P2Pとは、ピア・トゥ・ピアの略でピア
(peer)は同僚、仲間という意味だ。
簡単にいうと、机の上のパソコン、あるい
はスマホ同士が直接つながるネットワーク
といえる。だから中心がない。

P2P技術は、有名になったビットコイン
など、大量なためコピーできないというシ
ステムにまで発展している。

そして「クラウド」だ。

日本語は「雲」のことだが、パソコンやス
マホがつなぐネットワーク世界。そこには
さまざなソフトがあり、大容量のメモリー
がある。企業の会計ソフトや高額な技術計
算ソフトもある。
メールはクラウドになり、ワープロや表計
算もクラウドになりつつある。
自治体業務もクラウドに置き換わっている
ところが出てきている。

どこの地域の、どの企業のコンピューター
を使っているか知る必要もない。日本では
なくアメリカか、アジアの国か、わからな
い。どこにデーターは保存されているか?
ひとまとめにして「クラウド」だ。

人は好き嫌いの関わらず、巨大な「クラウ
ド」がどんどん成長し、そこと関わらなけ
れば仕事ができなくなる。

昔のマンガやSF小説にでてくるコンピュ
ーターのイメージと大きくかけ離れてきて
いる。

映画ターミネーターの話もあながちウソと
はいえない。

人間のコントロール、民主主義の観点から
考えていく必要があるのではないか。
杞憂ばかりが先にたつ。・・・