「戦争法案」での安倍首相の国会答弁を聞いて、多くの人が「おかしい」
と思っている。
ごまかしだらけの答弁やコメントのなか、ときどき本音が飛び出てくる。
百田尚樹氏といえば、「永遠のゼロ」で大ヒットをとばした作家である
が、安倍首相の「お友だち」として、NHKなど政権内部で重要な位置
を占めている。
「沖縄の二つの新聞社はつぶさなければならない」
「沖縄のどこかの島でも中国にとられれば、目をさます」
まさに「妄想的」発言だ。
それも自民党の若手議員の集まりでの発言であり、若手議員からも、
過激な発言が目立ったといわれている。北海道では堀井衆議員が参加し
ている。
自民党もそうだが、民主党の若手議員の「タカ派」的発言は枚挙にいと
まがない。アメリカのように強大な軍事国家になりたい、とも思える発
言が多い。とりわけ、松下政経塾出身者の国会議員だと思う。
昔のように、地方議員から地域住民の声を地道に聞きながら、国会議員
になる割合が少ないのではないか。小選挙区のため、一番に知名度、2
番目に地元経済界の推薦にのれるのか、となっている。政策は二の次で
ある。
小選挙区は、自民党公認をとれるかで議員になれるか、失うかが決まる。
とりわけ安倍首相や幹事長の意向に逆らったら終わりとなる。
自民湯が自民凍にすっかり変わってしまった。
国民の声を聞かない。
こうした政権は一日も早く終わりにしなければ。
木に喬いはよいが、馬に喬いはダメ!