社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

オイラーの公式

2015-06-29 06:27:32 | 日記

思わぬものが密接に関連している。さらに全然関係ないものが、しっかりと結びついていることはよくあること。
数学で、三角関数と指数関数は、まったく別物である。それは実数の世界でのこと。ガウス平面、いわゆる虚数座標に置き換えるとこれほど密接な関係はない。

オイラーの公式

この理解のポイントは、実数の平面ではなく、虚数の平面だ。これを学んだときは、感動したことを覚えている。ここから、小川洋子著、博士の愛した数式のひとつに導かれていく。
    この映画もすばらしかった。

数学は論理が明快で分かりやすいが、社会や政治となると因果関係などは、わかりにくい。形式論理学ではなく、弁証法的論理学が求められる。

小選挙区制度の導入が、過去何回も大きな政治問題になり、そのつど、〇〇マンダーといって批判してきた。
同時に、小選挙区制は「戦争への道」として、私たちは批判してきた。
自民党がねらってきた小選挙区制が、社会党が入った政権で実現され
てしまった。歴史の皮肉である。

当時は、小選挙区制と戦争? 関係ないよ、と報道はされなかった。

関係ないと思われた小選挙区制と戦争への道。これが今、つながっている。その時が現実に訪れている。「平和安全法案」=「戦争法案」のこと。

小選挙区制は、4割の得票で8割の議席、死票が山のように、など結果はその通りとなっている。小選挙区制は民意を反映しなくなる。そしてもう一つ、自民党が上意下達になり、安倍首相にさからうと次の公認はない、とうことは国会議員になれないこととなり、国民の声が届かなくなってきているのではないか。「自民党の体質が変わった」という人が増えてきている。
自民党は、若手議員の勉強会で「マスコミを懲らしめろ」、また講師の百田氏の「沖縄の2紙を潰せ」など、とんでもないところまで暴走をはじめている。

安倍首相と自民党の暴走、アクセルを踏みっぱなしの公明党。

こうした暴走に、「今国会での『戦争法案』成立はダメ」の一点で、力を合わせてのおおきな運動がひろがっている。

子や孫に戦争のない未来を!