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「自由に処分できる時間」と未来社会論

2024-06-26 07:09:49 | 日記

人間の自由と未来社会論の2回目の講演が開かれた。
4月に続いて2回目だ。
今回はマルクスの原典から解説。

「自由に処分できる時間」と未来社会論――マルクスの探究の足跡をたどる 2024.6.25

時は1800年代、封建性のくびきから解放され、自由と民主主義の世界の「夢」を目指した社会。その希望の社会ができると思ったが、実際は・・・

12時間労働は当たり前、児童労働も深刻な影響をおよぼしていた。労働者や農民の貧困の拡大、格差と貧困の拡大という「不正義」の社会であった。

そこから、さまざまな「社会主義」思想が生まれ、社会主義者の活動が、自由と民主主義を求めてひろがっていった。
(マルクスの共産党宣言に様々な社会主義思想が紹介されている)

20世紀初頭、王政と資本主義社会、世界戦争の真っただ中で「ロシア社会主義革命」が起きた。

王政国家であり、政教一致の社会であり、農村では広く教会のもとにあった。
議会は名ばかりで選挙はごく一部であった。

政治的民主主義の成長が、まったく不十分であった。
そのことを自覚していたレーニンは、人口の多数を占める労働者と農民をどう政治に引き入れるか、苦心をかさねた。

残念ながら、その後のスターリンによって民主主義はおおきく後退してしまった。

資本主義社会では、「共産主義は自由がない、独裁だ」の大宣伝が行われた。

それでも資本主義社会の「格差と貧困」は深刻となり、豊かさの中の貧困も深刻だ。
長時間労働と非正規労働、低賃金・・・
そのなかに置かれた「自由」は・・・

そもそもマルクスの描いた「自由」な社会とは?


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