昨日、元自衛隊員の方とお話した。
安倍首相のすすめる「戦争法案」に怒っていた。
自衛隊で受けた教育は、日本が攻撃されない限り「戦争しない」ということと、
だからこそ「専守防衛」だとしっかり叩き込まれた。
このままでは危ない。孫を戦死させたくない。
遠い外国で、アメリカ軍と一緒に「専守防衛」はありえない。
安倍首相の答弁は、自衛隊員からみたら、いかにウソか。
赤旗日曜版の6月14日号は、4人の元自衛隊員の怒りの訴えが掲載されてい
る。国を守る、元自衛隊員なりに真剣に考えていることがわかる。しかし、
安倍首相は「机上の空論」、「絵空事」の答弁が、あまりにも多い。
日本の戦国時代も、また第2次世界大戦でも、兵站=後方支援こそ最も重要な
要素であり、だからこそ敵の兵站を攻撃するのは、戦術上、当然である。
戦国時代には「兵糧攻め」があり、すこし意味は違うが、兵法の「殿(しん
がり)」は、最も危険な任務なので最強の部隊を配置するといわれていた。
後方支援の名のもとに、アメリカ軍への武器・弾薬、食料などを届けるならば
真っ先に攻撃される。後方支援とは兵站のことだ。
言葉のゴマカシは辞めさせなければ。
兵站を後方支援、武力行使を武器使用、極めつけは「自己保存型の武器使用」
こんな解釈をする軍隊はどこにもいないのでは!
言葉のゴマカシの歴史は深い。
軍を自衛隊、歩兵を普通科、戦車を特車などなど。いわゆる軍隊ではないと
いうことから無理やりつくられた造語である。
最近は外国では、陸上自衛隊(JGSDF)を、軍のArmy(陸軍)と平然とよん
でいるようだ?
お話した方も、戦死した場合「誰が責任をとるのか」と話していた。
憲法学者も「憲法違反」
もと自民党幹部の4氏も、反対ののろしをあげた。
仏教者も声をあげつつある。
東京では、自民党幹事長の街頭宣伝に対して、多くのヤジが集まり、早々と
やめて退散したとのニュースが流れた。
若者を戦場に送るな
日本を再び戦争する国にするな
この声が大きく広がっている。
さらに安倍政権を追いつめよう!