○能勢町漁協協同組合
カワウは常時釣り場に飛来している状況
今年のゴールデンウイークは、東日本大震災後の自粛ムードの影響か昨年より來客が少なかった。
○止々呂美漁協協同組合
昨年来カワウ2匹、ゴイサギ2匹が朝夕に飛来してきているのが確認されている。
カワウなどによる被害の実態把握は出来てないが、相当数のアユやマス類の被害があることは間違いない。
集中豪雨による河川形態の一変の他、上流部からと思われる濁流が度々発生してる。
上流部の災害による護岸復旧工事により度々発生し、地元の水路にまで影響が及んでいる。
釣り場付近の河川状況は、草刈を実施し、ゴミの持ち帰り運動を続けているために良好な状態にある。
○安威川上流漁協協同組合(安威川、下音羽川)
(増殖目標が達成できなかった理由)
昨年減量してもらった目標に20K不足した理由は、釣り客が少しづつ増加しているとはいえ、採算があわない状況であるために減量した。
マス類に関しては、釣り客が来てから放流しているので、カワウの被害は見当たらない。しかし今年の12月から1年間、新名神建設に伴う工事用道路として釣り場へ行く茨木市管理道路(通称観光道路)を使用するので心配している。
安威川に関しては砕石業者の影響で死の川になっている。
今後は、啓発周知の効果があって漁業権発行者も5人から18人と増加もしたが、
府道茨木亀岡線の付け替え道路が開通し、時間の短縮により来やすくなつたことからPRを積極的に行い、釣り客の誘導に力を入れたい。
○芥川漁協協同組合
今年はアユが豊漁で、来場者が昨年と比べ大幅に増えている。
カワウの飛来が多く、キライ線を張っているほか、毎日早朝から上流、下流に分けて1人づつ順番に見回り、花火やラッパなどで追い払っている。
○尺代漁協協同組合
オオサギ、カワウはシーズンに入れば必ずやってきて放流した魚を根こそぎ食べてしまう。
芥川漁協との連携をとり、キライ線を設置したが効果は見えない。
以上