佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

日本の美味しい魚 その4

2010-11-27 15:41:41 | 日々の思い
昨日に続いて日本人だけが食べる物と思っていた「ウナギ」、他の国でも食べる事が分かったのですが、最初に食べた人は大変だったと思います。

どのように料理をしようかと、先ず迷ったでしょう。私の知り合いの魚ヘンの人たちの仲間に、ウナギの研究をしている先生がいます。ウナギのどんぶりの事を鰻丼ともいい、マムシともいい、ご飯をマムス(まぜる)ともいうのですが、それをやっているお店が天理にあると話したところぜひ行きたいとの事で、近日中に行く予定です。

この先生、某大学の偉い方で雑魚寝館(ざこねかん)という淡水の魚を沢山集めた館を運営しています。この方とは偶然にも、以前「つりのとも」という雑誌を出していた大田社長とこの雑魚寝館に行ったことがあったのです。悪い事はできません。私の幼馴染で兄弟同然に育った故青木の克ちゃんのお姉さんの娘さんが勤めている大学で、話をしてビックリでした。

話を戻して、世界で初めてウナギの完全養殖は、シラスウナギの水産総合センター・志布志栽培漁業センター(鹿児島県志布志市)で成功しました。

ウナギとマグロは養殖できないものと思われていましたが、時代が変わるといろいろできるものですね。国内で研究が始まったのは1960年代で、73年に北海道大が人口孵化に成功してから37年後に完全養殖が完成したと書かれています。

この研究中、飼育を始めたのは2万4000匹の稚魚の前段階の仔魚(しぎょ)のうち、シラスウナギまで成長したのは約100匹との事です。この研究を37年もしてきたセンター場長さんには頭が下がる思いです。
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