佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

淀川の生物多様性を守れ!

2010-06-16 18:57:40 | 釣り
5月末に行われた琵琶湖での外来魚駆除に続いて今月19日(土)に淀川の、ワンドで、民・学・管の参加による外来水生植物一斉駆除大作戦を実施しますとの報告がありました。(琵琶湖の報告はまたします)

とき・・6月19日(土曜日)午前10時から12時まで
    少雨決行(雨天中止の場合26日に順延)
ところ・3ヶ所のワンド水域
    点野ワンド(寝屋川市)、庭窪ワンド(守口市)、赤川ワンド(大阪市)

活動内容・・特定外来生物に指定されている水生植物のナガエツルノゲイトウ、ミズヒマワリなどが生態系に及ぼす影響などを理解いただき、手作業で植物の駆除とゴミの清掃を行います。

基本として

大阪の中心部を流れる淀川は、かってシンボルイフィッシュといわれたイタセンバラ(国内稀少野生動植物種・天然記念物)をはじめ、多種多様な水生生物が生息していました。しかし、今では外来生物の繁殖拡大などの影響で、在来の生物が絶滅の危機に瀕し生物多様性が失われつつあります。

その中でも外来水生植物は水面を覆いつくす勢いで繁殖し、水中に届く酸素や光を遮断するとともに、枯死体が水底に堆積することから、水質、水辺環境の悪化を招いています。

このような状況の下、淀川の生態系維持に重要な場所である「点野(シメノ)ワンド」「庭窪ワンド」、「赤川ワンド」において、地域住民、地元企業、地元大学、学校、淀川管内河川レンジャー、関係行政などが協同して、外来水生植物の駆除やゴミの清掃活動を行うことになりました。

なお、本活動は生物多様性条約第10回締結国会議「COP10」における環境省のパートナーシップ事業に登録しています。

以上、大阪府環境農林水産総合研究所、水生生物デンター、出野耕實氏より。
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