佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

私の仕事「設計」

2010-06-08 22:27:52 | 日々の思い
私の本業を知らない人も多くおられるようです。このブログをずっと読んでもらっている仲間には知っているとは思いますが。

釣り関係のボランティアを馬鹿みたいに長年やっているから、釣り関係で食べているとかと思っておられる方も多いようです。

今日も大阪の事を一生懸命にやってくださってる市会議員の先生と話をさせてもらったのですが、やはり僕が何か釣り関係の仕事をやっていると思っていました。

「釣りは一円もお金になりませんよ、出るばかりです。なかには釣りでお金儲けしている方もいますが、私を手助けしてくれている方の中には、そうした人は残念ながら一人もおりません」と話しました。

私の周囲の仲間が大阪湾のことやら子供とのエビ釣りイベントとか、キャスティングとか、マナーを教えるとか、みんなで釣場掃除するとかをやっている事を知ってもらっていますので、私が釣りに関する事を職業としていると思われるのも当然かも知れません。

むかし、私が大阪府釣連盟の会長を退任したとき、仲間の一人が「もう人の世話をせず釣りをしいや」と言ってくれました。Y君、どうしてるのかなぁ。

先日、住宅を設計して確認申請も下りました。そして今はやりのエコポイントについて調べてみました。

なんとややこしい仕掛け、そしてお金のかかること。予算の無い人には、はっきり言って、エコでお金をもらう分お金がかかる様に思えるのです。

新築こそ、これを利用するのがよいのでしょうが、大変うるさい仕掛けです。その割りにリフォームの方が簡単といわれる、何か割り切れない感じです。

平成21年度の予算で国費1000億円の予算です。皆さんどうぞと言う事ですが、どれだけの人が利用するのか疑問です、

今回も最初に予算ありきで出発しましたので、なんとかエコポイントを思ったのですが、少し無理のようで頭が痛いところです。

一例を挙げると、屋根の断熱を考えるときに、熱貫流率や熱抵抗の数値を満たすために屋根の断熱材も100ミリ以上の断熱材を使わなければなりません。それを薄くするためには高級な材料を使わないとダメとなります。

壁も同じようにしなければならないし、建具もそれだけの内容とガラスも複層ガラスを使い、その上にフィルムを張らなければならないので大変高くなる。

国土交通省の説明書にしても、新築の場合のことはあまり詳しく書いてなく、リフォームの事ばかり詳しく書いていて、ホームページを見て勉強しなさいという事かもしれないと思っています。

同じするならもっと簡単にしてやるべきでないのかなぁーと思います。役人の考える事はなぜ何でも難しい方にもっていくのか疑問ですが、何かするといえば、机上の計算ばかりで現場の事あまり考えてない事が多いようです。

ぼやきだしたらキリがありませんが、今、設計にかかっている老人ホームも今年の4月からの新しい「省エネ基準」に振り回されています。予算が先に決まっていたので、4月になっての基準でどこから捻出するのか設計変更で頭が痛いところです。

これもベランダ側のガラスの面積を小さくして、カーテンをブラインドに替えたりするとよいようですが、ブラインドはお年寄りには危ないのでやりません。

それともガラスにフィルムを貼るとかしなくてはなりません。何だかんだとお金がかかることばかりですので施主さんが困ります。

といってもクリアーしなければ100万円の罰金とのことですので、何とかしなくては、迷惑をかけてしまうの悩んでいます。

今日は久しぶりにボヤいたかなぁ。このブログを見てくれてる方は、だいたい一日160~200人の間のようです。ありがとうございます、コメントもください。もっと良い事を書きましょう。
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