佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

私の思い出、釣りカルタ

2010-06-06 20:32:56 | 日々の思い
「イ」・・イズスミ

初心者が間違えるのさこの魚 良く似たグレとイズスミを

グレと 同じような色合いと体型…イスズミを初めて釣った人はまずグレと間違うであろう。そのぐらいよく似ている。小さなイスズミのことを口悪くババタレ等と呼ぶが、これは釣り上げたときに糞をするからである。

それがなければ初心者にはなかなか見分けが付かないでしよう。この魚、たいへん力があり、掛けたときにどんな大物が掛かったかなと思うぐらい。

釣れてくる大きなものは上物竿で上げるには少々無理がある。イスズミを真冬に専門に狙う人もいる。和歌山では冬場の鍋料理として大いに喜ばれているのである。

この魚、大変順応性がよいのであろう、男女群島にイシダイを釣りに行ったときに経験したのだが、石鯛場に居着くイスズミは、エサの赤貝を取りに来るが、グレ場にいるイスズミはオキアミに馴れているからであろう、赤貝を取りに来ないと言うことを体験した。

この魚、冬場に釣れるのは普通に料理して食べることができるが、夏場の物はよほどうまく料理をしなければ大変なことになる。夏の夜釣りで釣れたイズスミを黙って知人にあげた友人がいたが、その翌日、もらったひとが大変な剣幕で怒っていた。   

煮炊きしたナベは臭いで使い物にならなくなるし、室内が臭くて食事をするどころではなかったと言って、友人に食ってかかっていた。

料理次第で味も変わるのでしょうが、人にあげるのも良く考えてあげなければ、あとでこのように大変なことになる。
コメント
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