goo blog サービス終了のお知らせ 
ふろしき王子のブログ◎
出前講座開催☆
http://furoshikiouji.asia
メール isamix@gmail.com
 



友達に誘われ、タイ料理をごちそうになった帰り道。
唐辛子のからさは割合平氣にて、楽しい時間を美味しく過ごしました。
今日は半そでTシャツ。
10月も半ばになるというのに暖かい。異常気象。
慣れれば済む場合ではなく、やはりおかしい、
気象といえども不自然。
多少なりともアトピーの人は多い、花粉症も、うつも。

ああ 体のまにまに動きて、心いつも楽しき
世の中のはずが、つらさとしんどさを抱えて
生くる人の多きこと、
まさに環境の不安定と比例。

新しい風も聴こえるけれど、末期的状況にも見受けられる。

今日、放射線量(シーベルト)を測る
ガイガーカウンターではなく、
放射性物質そのものの量(ベクレル)を測る
精密機器を持っていらした方が遠方より訪れて、
東京の下町(神田)の道路と、僕自身の内部被爆の測定をした。
道路端の砂チリを1cm四方で測ると200ベクレル、
1kg単位では1000を超えるだろう。
僕の手の平に当ててみると、チチ、チという
音がなく、嬉しくも0だった。
自分なりに日頃から行なっている対応に信頼を得る。

色んな考えがあろうとも、ロシアの基準では
静岡まで避難区域。
長野の山あいでは、キノコを食べないようにと放送が流れていると聞いた。

何事も自分で決めればよいことだけど、
幼な子を抱えている身としては、
未経験状況において慎重すぎるということはない。

子どもたちを、泥だらけに遊ばせたいじゃない!
しかし、どこがホットスポットかもしれないから、
お金を貯めて、きちんとした計測機を買いたいと思う。

危険といいつつも、家にこもって運動不足なのも不健康になる。
放射線自体は、鉛の壁でない限り、窓でもビニルハウスでも通過はするが、
せめて放射性物質の溜まっていない室内、体育館などで
僕は今後、忍者教室や合氣道の教室を行ない、講師を呼んだり自分たちで
工夫しながら、子どもたちが体を動かす機会を増やしたいと考えています。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




誰かから誰かの悪口を聞いたら、自分の代でおわらせよう。

又聞きは信用ならない。
本当に問題のある人間ならば何らかの対応が必要かもしれないが、
実態の定かでない疑心暗鬼レベルの話ならば、我が御世にて終了じゃ。
むしろ、その人に関するよい噂を流して
中和する心意氣があってよい。

特に、批判の的となっている本人にそれを伝えるというのは問題がある。
「あの人があなたのここが嫌って言ってたわよ」のような。

伝え聞きではニュアンスが伝わらず、不自然な心の壁を築くだけ。

悪口を言った人間よりも、それを本人に伝えちゃう人間はタチが悪かろう。

実際に社会的、人道的な問題や被害を生んでいて、
本人がそれを聞くことで改善へ向くような
進言は必要と思うが、人それぞれの個性に過ぎず、誰かのヒマ潰しや会話のネタ的にすべったような批判で、
知らなければお互い平穏無事な内容を
わざわざ親切心に見せかけて伝えるべきでない。

批判は直接、面と向かって、意見を交わし合うことが、
改善したり誤解も解きやすい。
噂話なら、誰かを誉めるような よい話を進めるのが心地よい。

素直さと、いっときの感情、八つ当たり、憂さ晴らし は混同しやすいが、
対面して語り合えるなら、いずれまとまる。
ひとことが独り歩きしてしまう又伝えには
注意したい。
そう、むしろ佳い噂に転換して、直接交流のできる
距離感を造っておくことが
幻想でない実地の関係へのかけ橋になる。

そして、結局は蔭で人の悪口を言ったり、
噂話をひそひそと伝える人間こそが
信用されず、内心でお氣の毒さまと軽蔑される落ちに落ち着く。

どうせ会話するなら、誰かの話じゃなくて
お互い同士のこれからを語り、
内容も 100年先のこどもたちにつながるような
光と夢を思い描いて。

コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )






昨日こさえた池(トロ舟を埋めただけだけど。)

やはり、物がしっかりしているから
発泡スチロールよりもずっと安定感があります。

後からでも、底に砂を足したい。
買えば安いけど、売ってる砂はセメントと混ぜる用で、
量がかなり多い。
どこかの濱辺から少しもらってこようか。

この池に、庭のカエルは戻ってくるだろうか。

そのために色々準備をして、結果蛙が来ずとも、
かえるが為の環境を利用して、他の生き物が栄えることもあり
そういう想定外もまた嬉し。

ところで、雨がえるらしき声「クワックワッ」と
お隣方面の樹上から響くので、産卵に訪れる可能性もある!
うちの庭には、元々生えている大きめの樹はツツジしかなく、
葉は乾燥傾向で、カエルは属さない。
キャベツの葉のすき間とか、里芋の葉など、しっとりした葉、
つるんとした葉、厚手で幅広の葉を好みます。

この池は、引っ越すまでは動かさない。
二毛作で、掘ったり埋めたりしてると
中の生き物たちはてんて子舞いで、悲劇的大混乱も生む。

実際、湿地向きのイネと乾燥向きの小麦を同じ土地で育てるには、
水分を調節するためにいくらか工夫がいる。

粘土では小麦は難しいので、長い間川の洪水を経験してきた土地は
稲向きであり、無理に小麦にせず、逆に一年中水を張って、
ドジョウか何か殖やすのも面白いかと。

ドジョウって、案外飼育が難しい。
金魚は放任していても、緑水を飲んで生き長らえるけど
どじょうは動物質の餌が必要なので、
放置しておくと痩せ細って死ぬ。

養殖するにも、乾燥のエサは臭みを生むので
生きたミジンコがふさわしく、ミジンコ自体も養殖することになる。
みじんこは、日当たりのよい池に鶏糞を入れておくと
植物プランクトンが殖えて、それを餌にみじんこが繁殖する。

生態系って、よくできている。
庭に、雑草が生える。そこにバッタが出る。
バッタを餌にカエルが来る。人がかえるを採って食う。
多食傾向の現代人の糞には7割の栄養が残っている。
それを土に置き戻して、ふたたび草が生える。

バッタは草を食むが、根絶やしにはしない。
むしろ間引き効果で、草を助けている。
草は動けない。動きたい思いもあって、
その結晶がバッタとなった。
だから、バッタは動く草である。

そして、バッタが泳ぎたくなって、その思いがカエルになった。
歩いてみたくなったカエルの思いは、人に化ける。
みな、かたちを変えた草なんだ。
では、草はどのようにできたかというと、
土(鉱物、ミネラル)の、風にそよぎたい思いがスパークしたもの。

土も、昔は人だった。
たくさんいっぱい経験を積んだ人は、今度は自分たちが育む側になろうと、
地球の大地になった。

そういう視点で見ると、土→草→虫→獣→人、の輪に、はじまりも終わりもない。

人の使命は、いろんなことを体験することかもしれない。
時には苦手な人とも逢おう。自分なんてなくて、出逢いの集合に過ぎない。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




・たくさん殖えたメダカやエビのいた発泡スチロールの池は
 底から虫に食われて水の減りが早いために、
 今日ホームセンターへ、トロ舟(セメントをこねる、丈夫なプラスチックの容器)を
 買いに行こうと家のドアを開けたら、ちょうど届け物で知人が訪ねてきました。
 そのまま車で同行していただき、大きめのトロ舟を自転車で運ばずに済みました。
 運というのはあてにしていないのですが、まさにベストタイミングで、助かりました!
 トロ舟を池にするの、いいじゃんグッ!という宇宙からの応援サインでしょうか。

 今日こうして出逢えたのも、知人が実際に手脚を動かして、やってきてくれたからのことであり、
 僕が運がよいのではなく、お互いのひびき合いにございます。

 庭を掘り、トロ舟をはめ込み、水を少々入れて水平を見る。
 その後、周りのすき間に土を戻し、池のまわりには石ころを置く。
 土に埋めると、器に寒風が当たらず、地中の温かさも手伝って
 魚の冬越しによいのと、春にカエルが来るとしたら入りやすい。
 池の底には砂を敷きたいが(細かいゴミなどが隙間に沈み、棲みついている微生物が分解する)、
 無いので、田んぼの泥を少し入れておいた。
 水とメダカとエビを移して、水草(アサザとサヤミドロ)を入れる。
 やはり、発泡スチロールよりも断然安定感がある。
 (雨が降ってきたので、写真は後日撮ります。)

・風呂場のタイルの目地の汚れは、クエン酸を溶かした水でこすったら
 よく落ちました。ただ、敏感な方は手につくと多少ひりひりするので、
 ゴム手袋をはめてタワシでこするか、スプレーしてから歯ブラシでこすり、
 水で流すのがよいと思う。

・男性用のT字ひげそり、4枚歯とか5枚歯のとかありますが、
 こみ入った造りのために歯が劣化しやすいのと、替え刃がとても高価。
 以前は使っていましたが、使い勝手に相容れず、
 現在は女性用のシンプルなかみそり、値段もはるかに安いものですが
 ひげそりとして長持ち愛用しています。
 ちなみに僕は、まず毛抜きで目立つひげをあらかた抜き、
 仕上げにかみそりを使います。
 毛抜きで抜かれた所からはすぐに生えないので、 
 毎日剃らずとも、抜くだけでも結構間に合います。個人差はあるでしょうが。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




稲を刈った後、田んぼの土も容器からぼっくり返し、
来月の小麦に向けてクールダウン中。

そんな折、ヨシの先端に穂が出ていた。
去年は無かったので、庭で見るのはじめて。



穂にはやがて種子がつき、それを蒔いて芽吹かせることもできる。
ヨシは地下茎を植えても根付くし、
一本まるまる横たえて水に浸しておいても、節から芽吹くという。

水場にヨシが繁っていれば、
環境浄化、生き物の棲み家、よしずなどの利用と、
生活に即した恩恵が得られる。

弥生時代に、日本は「ヨシといねの国」と呼ばれていた(豊葦原瑞穂国)。
いねが来る前は、ヨシとまこもの国だったかも。
いずれにせよ、湿地に生えるヨシは、日本中の川沿い、中流から河口を覆って
生態系の立役者となっていたのでしょう。

下水道が無かった時代も、一般的な生活廃水や小便程度は、
ヨシの生えた水路を流れるうちに、ずんずんと吸収されて
水質を保つことができた。ヨシは小エビや小魚の居場所にもなり、
産卵場所や、大きな敵、増水時に逃げ隠れることもできる。

かやぶき屋根も、質のよい順に、ヨシ、ススキやオギ、稲わらとなる。
中が空洞のヨシは機能性が高い。



バケツに土(赤玉土でよい)と水で育てられるので、おすすめです。
とぎ汁でも加えていればいっぱい増えるかも。
川原で根っこをもらってきて植えるのがやさしいかな。
ボウフラ対策にメダカも。小エビ(草食系のヌマエビ、ヌカエビ)も飼いやすい。
一度根付けば、毎年伸びてきます。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )






近ごろは涼しい日もあるので、裏庭に何となく隠れ場を作っておいたら、



いますよ。

今日動物園に行ってきましたが、僕はこういうリアルなほうが好き。
オリを作ってから、その中にいかにもな環境を作るのではなく、
はじめに様々な環境があって、そこに勝手に誰かが棲みついたなら、
分かるように柵と看板を設けるというのも
動物園の新しいかたちとして、ありだと思う。

うちの場合は、ここに『ひきがえる』という札を立てる。
氣まぐれに神出鬼没ですが。

おまけ。愛媛から届いたヤモリの写真。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




10/17(木)の13時から15時まで、NHK文化センター前橋教室で
ふろしき講座をします。

結びの基本と応用、背負いながら疲れずに歩ける忍者歩き、
非常時でも冷静に対応できる技の数々、
お土産風呂敷と手描きレジュメ付きです。
お近くの方で興味ある方は、前橋でお逢いしましょう。

以下のページからお申し込みください。
NHK文化センター前橋教室

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




・今日、稲を刈った。のこぎり鎌はあるが、規模が小さいのでキッチンバサミで間に合う。
 葉はまだ緑色だが、大丈夫と判断。
 残された水に、メダカと小エビが泳ぐ。水が浅いので、深めの器に移動。
 この秋から、丈夫なプラ舟に移して飼う予定。

・本用のイラストを描き、テレビ用の風呂敷を縫う。
 押入れを整理して、撮影に使うふろしきを探す。

・昨日、仙台から義母がきて、夜は中華の出前。
 今日のお昼はその残りで、ごちそうがつづく。普段はご飯に人参の糠漬けなど、質素が多い。
 庭のワケギ、ルッコラを添える。油っこいときは、胡椒、唐辛子、黒酢をまじぇる。

・明日は義母と息子と、多摩動物公園に行く予定。自宅からかなり近所なのに
 まだ行ったことない。一日じゃ回りきれないほど広い。ちょっとわくわく。
 基本的に、動物をオリで囲って飼うのは好きじゃないけど、
 改善による様々な可能性は感じる。
 元々、身近な生き物の方が好きで、鶏の放し飼いに心躍る。

・仙台は、少し言葉も違う。
 「なあに?」を「なにしゃ?」と言ったり、
 靴下の穴から指がのぞくことを「おはよう靴下」と云う。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




風呂敷は道具というよりも、素材です。

小麦粉と同じ。

自分の好きなように、いちから手作りします。
レシピ通りにお菓子やケーキ、お好み焼きに仕立ててもよいけれど、
毎回異なった創作料理でもいけます。

いちまいの風呂敷が、
・バッグ
・帽子
・水着
・エプロン、スカート
・敷き物、
・手袋、きんちゃく袋
・リュック、スリング、服
・はらまき、帯、ウエストポーチ
・トートバッグ、ペットボトルカバー、ティッシュBOXカバー
・イス、ボール、人形、風よけ、リボン、包帯、三角巾、マスク 他にも沢山

そして、用が済んだらほどいて、また振り出しに戻れる。
ここは小麦粉とは違います。
まるで、時間を巻き戻しながらも、今までの記憶は全部のこっている状態。
反復練習を無限にこなせて、いつしか一身同体に。

昨日は大荷物を背負って遠征し、今日も下駄でたくさん歩きました。
それで、いつにもまして腸の調子がよい。

腸がすっきりしていると心も晴れますが、
まさに、心臓を動かしているのは腸内細菌です。
有名どころは大腸菌ですが、病原となるのはごく一部、牛の腸に住むO-157などで、
大腸菌自体は生命維持に必要不可欠な存在。

その大腸菌のいる腸も、滞れば腐敗の方向へ行く。
動かすには、よく歩くことですが

この頃は、若者でも肩が前に垂れて、背中が左右にまるまっているような
姿勢の人間が多い。
これは、肩の力が無いということではなく、
下半身、とくに腰を締める筋肉が弱りすぎていて上半身を支え切れないために、
崩れて、いかり肩や猫背になっています。

これを正常化するには色んな方法があるでしょうが、
腰をよく使い、自然と腰に意識が向くようなライフスタイルが必要で、
たとえば、腰に帯を締める。下駄で歩く(坂道もおすすめ)、
そして、風呂敷包みを背負う。

帯を締めると、それ自体がテーピングの如く筋肉のサポートとなって
上半身の支えを助けますが、次第に反発によって、骨盤を締める
筋肉(括約筋など)がついてきます。

下駄で歩くのは、慣れないとやや難しいために、歩くこと、足に意識が集中します。
それで、頭で考えすぎたり、胸(こころ)で悩んだり感情的になっている場合じゃなくなります。
実際、足で踏みしめてバランスをとりながら、上体を支える腰も発達します。

風呂敷を背負うと、上半身が重くなります。
それを支える足腰の鍛錬になりますが、全身運動なので、どこか一ヶ所に
負担が集まることはありません。こうして鍛えられた下半身、
荷物を下ろしたなら、天使の跳ねるような身軽さを手に入れます。
でっかい荷物をちゃんと背負ってきたんだ、
手ぶら状態で猫背になる理由は存在しません。

帯はズボンの上からでも、薄手で柔らかいへこ帯ならかさばらずに締められるし
(2mほどで、腰を2周して結べればよい)、その上に上着を羽織れば目立たない。
下駄や風呂敷は、朝や休日の散歩や旅行時でもよいので、非常におすすめです。

猫背とともに氣になるものに、若者、美しいお嬢様でも、頭頂部の髪が薄くなっている人が多い。
これはシャンプーが原因。せめて純石けんで洗うか、重曹と酢(クエン酸)のほうがまし。
湯と水で交互に洗うのもすっきりする。
髪は大切な鉄線アンテナ。女性の命は、長い黒髪。
染めやパーマの方が多いが、健康と環境の面からも、
そのままの髪を、結ぶことで髪型を変えるおしゃれを、僕はおすすめします。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




ほのかに金木犀の香る、雨あがりの朝。

キンモクセイって匂いが結構つよくて、苦手な方も意外に多い。
銀木犀のほうがやや穏やか。

今日稲を刈る予定でしたが、まだ濡れているので明日にします。

昨日の野田市の風呂敷講座のために制作した風呂敷。
墨を大豆の呉汁(生豆乳)ですって描いたもの。
かまわぬ というデザインがありますが、野田市なので
「かまわの」という依頼を受けました。



鎌って、一見こわいかもしれませんが、鎌が無かったら稲刈りもスパッと断てずに
手でぐしゃぐしゃと引きちぎることになります。
役割をおえたらいさぎよく断ち切り、また新たしき命へバトンタッチする働きもあるでしょう。
そんな鋭い鎌の次に、今度は円い輪がくるのはバランスがよい。
そして、本来の「ぬ」は忍耐づよき意志も感じるが、「の」は子ども言葉のようで
ささやかな未来志向も感じる。「かまわの」自体に意味はないかもしれないが、
耳キャッチになって野田市のアピール効果はありますね。



3才の虎之介の描いたエビ。
僕も幼少時によく絵を描いていたが、図鑑ばかり眺めてた。
実物を観察できる息子は、なかなか恵まれてる。



また、僕が出張ってる間、自宅でのパン作りで
彼は「ざりがにぱん」をこさえてました。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


旅。  


電車で移動中。雨。

大宮から野田線。各駅の周囲は住宅地だが、
進めば樹々や田畑も多い。

刈った稲から再び草が伸びている。
熱帯ならそのまま二期作で採れるが
日本はその前に寒さで枯れる。

田んぼを営むのは手間もかかるが、
みんなで協力すれば楽しみに変わる。
また、今は除草剤や殺虫剤、遊水湿地の消失、
用水路の三面舗装などにより、田んぼは米を採るだけだが、
元々の水田には、いなご、東京だるまかえる、フナ、コイ、どじょう、
たにし、うなぎ、なまず、小えび、シマヘビの養殖池に自動的になっていた。

次世代の担い手もなく、草取りは重労働なのは承知だが、
むしろそういう生き物の狩りが入れば、
若者は楽しんで手伝うのでは、とも思う。
現金収入にもなる。

便利といいながらも、薬や肥料や農機具を買うほうが
ずっと高くついて生活をひっぱくさせ、
そういう雰囲気に夢が感じられないから、きっと子も後を継がない。

男の子の多くは、狩猟に心躍るはずだから、
坦々とした農作業の中に狩りの要素が加わると、
農業のイメージが変わりそう。

(講座後の帰りみち)
無事に2時間のふろしき実習が終了しました。

地域によって人の氣質は違ってきますが、
やっぱり日本人は基本的に品があります。

言葉、風土、食事、歴史によって刻みこまれた
DNAの共通項が土台にあるから、
さりげなくもニュアンスを伝えることができる。

ただ、これからは積極的に海外の方にも
ふろしきの心を紹介したり、僕自身も異文化に触れることで
おらが里んことをもっとよく知ろう。
世界中のみんなと踊りたい。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )




今日は、千葉県の野田市へ、風呂敷講座に行って参ります。

自宅から2時間。外は雨。風呂敷のつまったふろしき包みと、本を一冊したためて、
30分後くらいに出発。
それまでに、
寝ぐせを直し、ひげをそり、着物を繕い、名刺を書こう。

いや、雨で自転車に乗れないから、もっと早く出ないと。あわわ。

基本的に雨は好き。すてきな傘なら、太鼓みたいにとんとことんって滴音が
鳴るけれど、傘や自転車って、忘れたり盗難率が高めだから
ほどほどで抑えがちだな。

本音をいえば、自転車も早すぎる。考えるペースには、徒歩がぴったり。
歩くのは、運動になり、移動できて、同時にあれこれさらさらと考えられるから
何よりも効率がよい。車は、運転に神経を集中させなければならない。
電車もよいけれど、本当は、ご近所だけで何もかも回るほど合理的なことはない。

町会ごとに田畑「町会田」「町会畑」「町会林」があって、
基本的にそこで採れた農作物を食べて暮らせたら楽だ。
僕はそういう方向に進みたいと考える。

そう、お金をいっぱい稼いでさ、土地を買って、自然公園にする。
何でもかんでもマンションやら駐車場にするではなく。
そして、その自然公園は、子どもが遊ぶだけでなく生産力、観光力もある。

夢を叶えました!って本まで出しているいわゆる成功者の誰一人として、
近所の川を泳げるようにきれいで豊かにするよいう目標は立てていない。
これからも僕はへそまがりのあまのじゃくの流れ者を生きようが、
本人は奇をてらっている意識は一向になく、ただのマイペースの自然体です。
もちろん、孤高を目指すのではなく、人人と手を結び協力すること。
ただ、仲間の人数が多ければよいのではなく、つよい思いがあれば少数でも。

そろそろ行く準備をしないと。

裏庭にひきがえるは、植木鉢のすき間で、寒そうな顔をしている。
ちょっとお待ち。道に落ち葉が溜まったら、もぐれるように積んでおくから。
おっと、家の向かいの樹はみんな常緑樹だから、葉の落つるのは初夏だった。
明日の稲刈りで採れたワラも足そう。
麦わらより稲わらのほうが暖かいだろう。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




久しぶりに、飲酒後に書いています。

普段はあまり、お酒を飲みません。嫌いではないのですが、
つよくもないので、飲むなら純米酒、無添加ワインなど
消化のよいものを選ぶ、というより、もっぱら授かりものです。

アロマテラピーでも、香りを発散させるのにアルコールを使います。
だから、お酒というのは料理の風味を増幅して伝える役割もあります。
また、料理を純粋に味わうために、お酒を飲んで前の料理の匂いを消すということもあります。

しかし、お酒というのは薬にも毒にもなります。

多くの犯罪のは飲酒で酔った状態で起こります。車の事故もそうです。
また、酔って酩酊状態の人に悪さをする人間もいます。
どちらも「悪酔い」が元になっていて、それは飲み過ぎとともに、
お酒の質や飲み合わせにもよるでしょう。
そのためには、よいお酒をなるべく自宅で飲むのが安全ですね。

本当にしみじみと美味しく飲むならよいけれど、
ストレスの緩和にお酒を飲む人間は、一時的に麻痺させるだけなので、
いつの日か爆発する可能性がある。
でも、そういう方は、元々非常に真面目ゆえに、嫌なことも我慢して頑張りつづけたり、
また、繊細すぎることで人一倍ストレスを受けるというのもあると思います。

生きていくためには、真面目に慎重に組み立てていくことも大切だけど、
大なり小なりのターニングポイントのほとんどは、予期せぬ偶然でしょう。
だから、もうちょっと馬鹿になって、空っぽになると楽なのですが、
考えすぎる人は、どうすれば馬鹿になれるか、とまたまた深刻に頭を抱えてしまうので、
やっぱり、頭より体を動かすほうを増やしたらよいです。

といっても、突然にジムやジョギングなどの過度なトレーニングをはじめる必要はありません。
外でたっぷり筋トレや走り込みをしてしまうと、家に帰ればくたくたで寝るばかり、
それはよいことですが、家ん中を片付ける余力が無くなって散らかっていくと、
心にもよくないだろうし、寝ても疲れがとれにくくなる。

だから、まずは積極的に家事をして体を動かす。
具体的には、毎日の布団の上げ下ろし。徒歩で買い物に行く(下駄がなおよい)。
ほうきで掃く。ぞうきんやふきんで拭く。自炊する。植木を育てる。
洗濯も、タライに入れて足で踏み踏みし、手で絞れるものはしぼり、他は脱水にかける。
そうやって、必要な動作が鍛錬されれば、使える筋肉となって、日々家事も楽になります。
どんな最新の家電でも、自分のからだほど効率よくて多機能なものはありません。

そうやってよく体を使った後ならば、ストレスの反動や中和ではなく、
ご褒美のひと時として美味しく飲める、それは大量に必要としないので
その分、上質なお酒を選んで、ますます悪酔いしない。

極論をいうと、お酒の販売を禁止すればよい。
飲みたい人は自分で作ってね!って。
自家製のお酒なら、もっと健康的に酔えるでしょう。

ご飯が麹菌で甘酒になり、甘酒が酵母菌でアルコールになる。
各家庭にどぶろくのカメ、いずれそんな時代になりそう。
分野によっては、過去に進化することもあります。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




うちは赤ちゃんに布おむつなので、
特に初めのうちはしょっちゅう、しぃをするたびに
取り替えて、1日に20枚ほどおむつを洗います。

大変と思う方もいるでしょうが、メリットとしては

・産婦の間、布おむつを縫いながら赤ちゃんに思いを馳せる。
・頻繁におむつを替えるのが、赤ちゃんとのスキンシップになる。
・洗いながら、排泄物の状態をじっくり観れて健康を把握できる。
・おむつを洗って絞るのが、よい運動になる。
・ごみが出ない。

・紙おむつ(正確には化繊の不織布)はある程度まで
 吸収するのと、高価ということもあり、おしっこ数回分たまってから
 替えるのが普通。赤ちゃんの氣分的にやや不快感があっても、
 何とはなしに待たなければならない。
 その点、布は濡れれば赤ちゃんがすぐに嫌がって泣くので、
 いつも乾いた布で快適を保つことができる。

だんだん回数も減ってくるし、慣れれば握力(絞り時)もついて楽になるので、
自宅では布おむつ、夜間や外出時だけ紙おむつ、と使い分けるのもありだと思う。



元氣がないときは手に力が入らないように、握力というのは生命力とも大いに関わる。
肉というよりは筋(すじ・インナーマッスル)のバネの丈夫さでもあり、
生涯、日々の暮らしで役立つものです。

絞るという運動によって、心身ともに凛と引き締められる。
手先だけでなく、肩甲骨がひらき、腰が締まって内臓を支える
括約筋が活躍する。
腰が決まれば、肩の力が抜けて力みや猫背がとれて自然体になる。

洗剤は皮脂を落として手が荒れるので、水拭きやからぶきで部屋を磨き、
日々絞っていれば、体もつよく長持ちにつながりましょう。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




何だかすっかりと秋ですね。

今度の日曜に庭の稲を刈る予定。

それからは風景が一変していきます。

刈った後、田んぼにいるメダカや小エビ、貝、ヒル(血は吸わない)などを
冬越し用の容器に移します。
今年から、発砲スチロールをやめて、プラ舟にしようと。
モルタルなどを混ぜる深緑色の丈夫なプラ容器で、ホームセンターにも売っています。
発砲スチロールは、特に土に直接置くと、底に棲み付くダンゴ虫やナメクジがか、
小さい穴をうがってきて、水漏れにつながります。

寒さよけに、容器は土に埋設します。風が当たらないのと、地中はやや温かい。
さらに、半分以上板をかぶせて、風と雪の侵入から守る。

田んぼの土は容器から引っくり返して、麦畑に転換。
地表を覆うのは、刈った稲のわらくずです。夏草が冬草を育て、逆もしかり。
庭が狭い故に同じ場所の二毛作にしていますが、
本当は田んぼの土の中も微生物の層ができているので
そのまま耕さず水を張りつづけて、次の田植えを待ちたいところ。
一つくらいはそのままにしておきます。

11月の満月(もちづき)前に小麦の種を蒔くと、いよいよ冬景色に向かいますが
枯れ色や雪の中にひとり、小麦の若葉が青々と息します。

庭のどこかでカナヘビは冬眠。
10度以下になると、片すみに放った野菜の皮なども分解されず、
こんもり盛り上がってしまいますが
冷たくて腐りもせず、春が来てふたたび虫たちが片付けてくれる。

人畜無害の、アブのような存在がいて、その子どもが
ミミズよりもずっと旺盛な食欲で分解するため、
日々投げている野菜くずも、嵩が増えない。
他メンバーは、アリ、なめくじ、だんご虫。
悪臭はなく、ごきぶりは来ない。

植木鉢の下には、かぶと虫の幼虫そっくりの
こがね虫の幼虫がもぞもぞ。

凍てついた季節も、雪と落ち葉と石の下で、
たくさんの生きものたちが休んだり、来春の準備をしている。

衣替えのように、僕も今日からいつもの風呂敷リュックの
ふろしきを変えました。
リネン(亜麻)の大風呂敷に、藍の型染めのカバーを結んでいたのを
ほどいて洗い、替わりは
ヘンプ(大麻)の大ふろしきに、藍の絣(先染め)の中風呂敷でカバー。

たくさんの思惑うごめく浮世にあって、ただ一匹の生きものとして
季節に、大自然に寄り添って、マイペースながらも
先の世代がより生きやすくなるよう、開拓をしていこう。


(追加)
抜け毛が多く、髪が薄くなる原因は何なの?と導入する広告があったが、
僕なりの答えは シャンプーが原因。男は頭頂部に原液をふりかけるから
脳天から薄くなる。シャンプーの界面活性剤は頭皮の脂を取り去るゆえに
乾燥させてフケを呼ぶ。また、ツヤを出すのはシリコン塗料でフタをするから、
窒息して髪が死ぬのかと。
水やぬるま湯で洗い、つげ櫛でよく解いておけば、髪は清浄を保つ。

シャンプーをやめた当初は、脂が多く出ますが、次第に減ってくる。
その脂を落とすには、湯と水で交互に洗うとよい。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


« 前ページ 次ページ »