ふろしき王子のブログ◎
出前講座開催☆
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メール isamix@gmail.com
 



はっきりしていません。

室町時代に、大名が蒸し風呂(サウナ)で
お尻の下に敷いた布という説もありますが、
僕は、講座では
入浴の前に着物を脱ぐとき足元に敷いた布で、
脱いだ着物をそのまま包めて都合よい、
という説が分かりやすいと説明している。

余談だが、ある旧日本軍の持ち物確認表には
「布呂敷」と書かれていた。昔は当て字も多いから。

風呂敷の語源をいろいろ考えること自体
楽しいと思いますが、僕の説の一つは

「風呂敷は、お風呂みたいな敷物」

ふろしきを広げた上に座っていると、
湯舟に浸かっているように落ち着く。

ピンクの風呂敷で体ごと包まれれば、
胎盤の中にいるような
さらなる安らぎが得られるでしょう。

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(『てんとう虫のサンバ』のメロディで)

あなたと私と大乃国
一緒に相撲をとりまして、
いっしょにスイーツ食べました♪

・・・さて、話は変わりますが
僕も既にみそっ子クラブ(三十代)に入っているため
もっと若い方がたに向けて、たまには
メッセージを発します。

「若いきみへ」

一枚のふろしきを、できればきみの
カバンにたたんで入れておいてほしい。

できれば、90cm~1mの大風呂敷を1枚に、
バンダナでもいいから50cmの小風呂敷を2,3枚。
これだけで、もう本当にいっぱい役立つ。

もちろん、使い方を知っておく必要があるが
基本的に風呂敷はとっても簡単で、
目玉焼きを作るくらい易しい。

基本の真結び、これは風呂敷の角を
普通に2回むすんで、十字(縦結び)にならなければいい。
結び目の先と元が平行になる。

左右の角を重ねるとき、その上下を
1回目と2回目で変えてみれば
十字にならない結び方が見つかる。
それだけはしっかり身につけてください。
ほんとに、真結びができれば風呂敷学校は卒業ともいえる。
あとはそのうち、自分のお氣に入りの
使い方が見つかる。

包み方とかは折り紙のようにたくさんあるけれど、
色々と覚えなくても大丈夫。
向かいの角をそれぞれ真結びするだけの
お弁当包みだけでも十分やっていけるから。


僕がふろしきをちゃんと使いはじめたのは
二十歳を過ぎてからだったけど、
もしももっと早く、小学校のころから使っていたら
いろいろとシンプルにスムーズにできて、、
遊べる時間がもっと増えたと思う。

まだ、周りの人たちはあんまり
風呂敷を使わないから、君はちょっと
珍しい人になるかもしれない。
しかし風呂敷は、1万年以上の昔から
日本人を支えてきた親友だ。

風呂敷をつかう君が
古くさいとかださいと言われないためには、
とっても素適な布の風呂敷を持つこと。
それは、色、柄、つや(素材)にもよるし
自分自身が好きでこの上ない風呂敷であるといい。

好きな色
好きな柄(好きな動物とか)
持ってうれしく、触った指がよろこぶもの。
好きな人からもらったり、縫ってもらったもの。

もし僕がきみにプレゼントするなら、
すきな色とものを聞くだろう。
青系がすきでカメがすきならば、
大ふろしきは、青の無地の木綿か麻を手縫い(なみ縫い)し、
真ん中にカメを刺繍する。
小ふろしきは、カメのパターン(柄)の布(染めかプリント)を探して
丁寧になみ縫いで仕上げるか、その柄のバンダナや風呂敷があれば購入する。

小風呂敷はもう1枚くらいほしいので、
前の2枚と並べてバランスのよいものにする。

これで、頼もしいふろしきが揃った。
混迷の未来も、風呂敷の魔法で
明るく楽しく生きていけるはず。

まあ、はじめはどんな風呂敷でもよいし、
ふろしきという頼もしい味方があることを
覚えておいてくれるだけでもいい。
だまされたと思って使ってみて、
そしてずっとだまされ続けて楽しい毎日を送ろう。
いつの間にか、シンプルで的確な
判断力さえ身につくかもしれない。

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