今日、みそを仕込んだ。
残った大豆の煮汁が、よい風味とほんの甘味あって
美味しいので、夕飯はこれでご飯を炊き
味噌汁を作り、カレーも煮た。
みなみな、大豆の黄色い力こもりてよい味。
昨晩、水に浸す前に
大豆を少々取り置きした。
これを、明後日の日曜日に
小麦畑に蒔く予定。
まだ刈っていない、小麦と小麦の間に蒔くが、
陽は差し込むからちゃんと育つとは思う。
せっかく麦畑は、カナヘビやてんとう虫を頂点とした
様々な生き物たちの住みかになっているから、
抜いたり耕したりせず、大豆もこのまま
共存させていただこう。
日曜日は稲も蒔く。田植えではない。
数日水に浸し、ある程度芽の出たもみを
メダカの泳ぐ田んぼに直接沈めとく。
たぶん根づく。
小さいヒル(人畜無害)や巻貝、
イトミミズが去年の田んぼから
(水を絶やさずにいて)棲みつづいている。
発泡スチロールながらも
それなりに安定した田んぼなので
そのまま蒔くことにしたのだ。
メルヘンかもしれないが、
堅実に実らせ収穫して糧としよう
というよりも、植物に任せて
想像を超える様を見守りつつ、
訪来するたくさんの虫や生き物たちの
朝日に輝く顔を拝んで
自分自身の元氣に変えよう、という農法?なのだ。
もちろん、実れば純粋に嬉しくてはねるでしょう。
無数のミジンコが、浅く透明な水たまりを
パラリラと乱遊するさまをかがみ見てると、
小さな生物による無限大の応援と感じてしまう。
小さな家に、部屋ふたつ。
うちん家族はここに住んでいるが、
共にある梅干、味噌、糠床のカメ。
これたちより飛来しワープする
姿の見えない可愛い乳酸菌や酵母たちに
日々守られています。
腸の町内の横丁を歩く
見知らぬ菌の足音が、
僕たちの鼓動なんだ。
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