ふろしき王子のブログ◎
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タタミに落ちたご飯粒を、ハイハイしながら
ニワトリのようについばんでいる。
それが僕の仕事。

このご飯は、1才の息子が
手づかみではみはみしながら
こぼれ落ちた、おむすびの構成要員たち。

うちは小さく、ほぼ1つの部屋で
数々の任務を消化しているため、
日に数回、小ぼうきで畳を掃いて
清浄を保とうとしている。
だから、散らばったご飯つぶにも
ホコリや髪は付きづらく、
幼な子の撒いた飯粒はむしろ
天からの贈り物として
ありがたく頂戴している。ぱくぱく。

最近、美味しい卵を送ってもらったので
久しぶりに卵かけご飯を吸った。

動物性たんぱく質をとる時は
いかに消化よく食べるかが鍵となる。
卵には長ネギが合うので
溶いた卵に刻んだネギを混ぜて
少し寝かせておくとまろやかになる。
醤油も蛋白質分解酵素があるので、
一緒に混ぜておく。
昔の人は、ネギや生姜、大根などを
共に料理して、当たり前のようにやっていた。

肉を食べ過ぎたりして消化不良を起こすと、
やがて血管内側に未消化物が溜まって
血管が細くなるという。
それによって生じた心身の締まりを緩めようと、
お酒や甘いもの(砂糖)を摂りたくなるが、
緩むのも一時的なので
習慣になって健康悪化を招くらしい。

たんぱく質を分解する薬味やスパイスの中で、
体が求めるもの、食べて美味しいものを
摂るようにしたほうがよいでしょう。

僕がこれを書いたのは、
肉が悪いというよりは、
消化できなかったことによって
反動的に欲する砂糖やアルコールの多量摂取が
問題と思うので、
肉などの動物性のものを食べるなら
安物や出来合いのものを手軽にではなく、
素材のよいものを選び、
かつ下ごしらえなどある程度の手間をかけて
おいしくおいしく料理する
大ごちそうとしてとらえたほうが、
楽しみも増えてよいと思う。

毎日食べるよりも、3日に1度、3倍よいものを食べる。
そういう考えでいけば、高いものでも経費は変わらない。

卵パワーのお蔭なのか、
2日間で36枚の風呂敷を縫い終えました。
ハサミを使わずに布を裂くようにして早くなった。
少し縫い損じたものは練習用に回します。

梅雨に入り、なめくじのはかどる季節。
明日は晴れの予報。
三鷹でふろしき講座をします。

手相などで当てられますが、僕は元々
たくさんのことを考えすぎる性格。
それが極まったのか、最近は逆にぽわっと、
自我を消失したようないい感じです。
風まかせに歩いてこう。

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