10年来ほど、毎日紙切れびっしり埋まるほどに
メモ魔でしたが、何でも書留めてると
かえって覚えず心に刻みこまれない、行動に移すのが遅れる
感じもあって、昨日からメモを減らしてみた。
第一、本当に重要なことは記憶して当然ともいえる。
事細かな日時や場所を記しておくのは必要だけど、
僕の場合「メモを見る」ってことまで書いてたから。
人生はあっという間。
メモを読み返すのも、一つ一つ立ち止まって考えるのも
体の動きやすい流れを止めることになる。
省みるのは、何かもやもやとしっくり来ず、体が自然と躊躇したときでよい。
いつもその都度頭をこねくり回すよりも、
まっすぐシンプルに歩んで時間を浮かせ、
その分を睡眠時間にあてて頭をすっきりさせておいたほうが有効。
考え過ぎるというのは自信が無い故、
または何かを怖がって慎重になっている。
ひっつき虫は外すことも加えることもせず、
ただ坦々と前進していけば、必要なものはより強くくっつき、
そうでないものは振り払わずともこぼれ落つ。
頭で判断する前に悪臭は体が拒否するように、
思考にバックギアがなくても、体が適切になだめ調整してくれる。
さて、メモを取りすぎないリズムへの切り換えが
いかなる光をもたらすか、すこし楽しみです。
話変わり、今朝はじめて新居の庭でカナヘビ(蛇ではない)に逢いました。
川に近いからどちらかというと日本トカゲかなと思っていましたが、
愛らしいカナヘビの子。
連日の暑さからか、逆に今朝から雨蛙はどこかに隠れてしまった。
草葉の蔭でもあちいので、いよいよ樹上に引っ越したかな。
野菜くずになめくじ、ハサミ虫、団子虫、雑草にオンブバッタも跳び
餌が豊富だもんでカナヘビも殖えるだろう。
いつか、自分ちの庭で蛇に遇うことを夢みてる。
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