♫蔵王の朝の気温は9℃。車の屋根やボンネットに一晩で薄っすらホコリが積もった…と思ったら、ひょっとしてスギ花粉?スギ林の中に家があるからな。花粉症じゃなくて良かった…。
♫今日の朝刊より。ちょっと専門的な話で長文になるので、興味ある方のみお読みください。
うーむ、推測に基づくかなり大袈裟な記事ではある。一昨年2月の福島県沖地震(蔵王は震度6強だった)で、地震保険契約者が保険会社の調査員から建物一部損(一番軽い損害)と判定されたことを不服として裁判を起こし、判決は建物全損(主要部分に損害があり倒壊に準ずる)として地震保険金満額の支払いを命じたというもの。これで支払保険金が50万円から1000万円に跳ね上がったという。原因は、保険会社が保険金支払いを抑制するために意識的に損害を小さく見積もったことだって? そんなことあり得ないよ。
この事例では、調査員が建物の外観だけを調査して、内部の損傷部分を見逃した(意識的に見なかった?)というが、そのことで調査員(保険会社側)が全面的に悪いと言い切れるのかは疑問だ。
こういう訴訟が頻発しているような書きぶりだけど、じゃあ具体的にどれだけあって、どれだけ保険会社が負けているのか、負けた理由はなんなのか、など何も触れていない。保険会社(この事例は東京海上日動火災社)が控訴しなかったのは、自身の非を認めたというよりは保険契約者(被保険者)を慮ってのこととも思える。
12年前の東日本大震災、去年、一昨年の春に続けて発生した宮城、福島県沖地震で、全国から駆けつけた応援調査員が、全損害保険会社でいったいどのぐらいいたと思っているのだろう。おそらく延べで数万人に及ぶと思われる。そして迅速に調査をして少しでも早く保険金を支払えるよう一日20~30件駆けずり回って調査をしてくれた。そうやって全力で調査して歩いた側から見れば、契約者がちゃんと被害状況を申告してくれなければ見逃すでしょうと言いたくなる。
今どきの保険会社は、保険金を支払いたくないから損害を過小評価するなんてことはあり得ない。建物の土台にちょっとしたヒビが入っても一部損認定してもらって助かったという契約者がどれだけいることか。(ボクもその一人です)
保険会社OBからすると、3.11にタイミングを合わせた扇動記事にも思える。そもそも、地震保険を扱うのは損害保険会社で生命保険会社ではない。そういう基本的なことが間違ってるって、河北新報さん、ちゃんと勉強してから記事にしてよ、と思う。(1面のパンフレット写真の記載が間違い)
まぁ、スミマセン、ブログで語り切れる話ではないのですが…。
♫夜は、はらいそカレーで鹿児島在住の宮井紀行さんのライブを聴く。kaffe tomteさん共催?宮井さん、ワゴン車に機材を積んで、1人で全国ツアー中。今回は仙台が最北、鹿児島から一番遠いライブ会場だって。
鹿児島では地元企業のCMソングをたくさん作ったりスポンサーもついたりで有名人らしい。パワフルでソウルフルで、かつハートフルでとても良かった。
全国にはこういう地域に根ざして活躍をしているミュージシャンがたくさんいるんだよね。でも、そういう人たちの演奏に触れる機会ってなかなかない。こういうライブは、今後も聴きに行きたい。今日のライブはtomteの惣菜プレートとワンドリンク付き。相変わらず美味しかったよ。途中の休憩タイムには、はらいそさんの2色カレーも出て来た。こういうカレーにはやっぱりタイ米って合うね。今度買ってみようかな。
♫隠れ棲家に戻って呑み直し。WBCと日本アカデミー賞を行ったり来たりする。
岸井ゆきのちゃん、主演女優賞おめでとう!良かったね。この作品は観逃したな。主演男優賞は「ある男」の妻夫木くん。てっきりラーゲリーの二宮くんで決まりと思っていたので、ちょっと意外だった。
でも候補に上がっている作品は結構観ていた。今年もたくさん映画を観よう!
今日は、長々とスミマセン。宮井さんライブの感想をもっとたくさん載せるつもりだったんですが…。