呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

介護施設訪問(2009/3/28)

2009-03-29 | コンサート・LIVE・演劇などの話

横浜市旭区の介護施設を、男声合唱団で訪問した。
昨年の2月に引き続きで、2回目の演奏となる。
1階から~3階までの各フロアで入居者向けに30分ずつ歌った。
合唱団としては3曲、そして入居者の皆さんとは、春らしく「春が来た」「仰げば尊し」「故郷」「埴生の宿」などを歌った。
皆さんと一緒に歌うときは団員は散らばって、聴衆の中に入って一緒に歌う。
皆さん、楽しそうで、一生懸命聴いてくださるし、一生懸命歌っていらっしゃる。
僕は「故郷」「仰げば尊し」は昔からダメだった。
聴くと必ずウルウルしてしまう。
特に「故郷」は、以前にも書いたように、学生時代から一人暮らしをし、親に経済的負担や心配を掛け、その分のお返しとなる親孝行を未だに出来ていないことの反省から、まともに聴いたり歌ったりが出来ない。
今回は、聴衆の皆さんが、84歳の父親や78歳の母親とダブってしまい、どうしてもまともな感覚では歌うことが出来なかった。
「故郷」を歌いながら、一生懸命声を出してくださる皆さんに両親の姿を重ねてしまい、涙を堪えるのに精一杯だった。

結局フロアごとに3ステージをこなしたが、間にケアマネージャーのKさんのお話も伺う事が出来た。
詳細はまた別の日に譲るが、今の日本の老人医療制度、介護保険制度、介護事業への国の補助等のシャビーさなど、いろいろ貴重なお話を聞く事が出来た。
とても勉強になった一日でありました。

1回30分というものの、3ステージもやったので喉もカラカラ。
結局毎度の居酒屋に集合し、反省会を実施。
今回は反省会参加者も少なく、5時から呑み始めて7時前にはお開きとなった。
団長曰く、「何十年もここで呑んでいますが、7時前に店を出たなんて初めてです!」
まぁそういうと時があっていいさ。
結局神保町で花見と称して集まって呑んでいる友人たちと合流し、
帰りはいつもの練習と同様の時間帯に・・・。
要は、今日一日散々呑んだ?ということです。
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オヤジの読書感想文~丑の2「氷の華」

2009-03-29 | 本の話
氷の華 (幻冬舎文庫)
天野 節子
幻冬舎

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♪「氷の華」天野節子著 幻冬舎文庫

う~~ん、久々に読み応えのある、本格的なミステリーを読んだ気がする。
この緊張感、緻密さ、最後のどんでん返し、そして重厚感・・・。素晴らしい!

資産家の家系に生まれ、なに不自由なく夫と豪邸で過ごす恭子。
唯一の悩みは不妊症で夫との間で子宝に恵まれないこと。
ある日夫の愛人を名乗る女性から電話が入る。
その女性は夫の子供を身篭っていると告げ、分かれて欲しいと迫る。
恭子はその女性に殺意を抱き、突き止めた女性の住まいに向かう・・・。

恭子とベテラン刑事の戸田との応酬で火花が散る。
う~ん、見事だなぁ。
そしてラストには、これまた見事などんでん返しが待っていた・・・!
凄い、面白い!結構分厚い文庫本だが、1週間で一気に読んでしまった。
ウン、普段iPodを聴いている僕が、1週間でこの本を読了することは、凄い。
TVドラマでもやったらしい。ドラマでどのように描くのか、是非見てみたいものだ。
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オヤジの読書感想文~丑の1「狼男だよ」

2009-03-29 | 本の話
狼男だよ―アダルト・ウルフガイシリーズ〈1〉 (ハルキ文庫)
平井 和正
角川春樹事務所

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♪「狼男だよ」平井和正著 角川文庫(上記画像は現在のハル文庫版)

丑年の記念すべき?第一冊目は、先輩から回ってきた「狼男だよ」
実はこの本は昨年末から読み始めたのだが、読了が1月末になってしまった。
普通に読めば2~3日でも読める本だ。
前から書いているように、最近は読書よりも合唱の音取り音源を聴くほうに集中しているため、ほとんど本を読んでいない。
結構の読書好きだったんだけどねぇ・・・。

随分前に読み終わっており、まぁはっきり言って中身の濃い小説ではないので、ほとんど内容を忘れてしまった。
でも前にヤングウルフシリーズのところで書いたように、一昔どころか二つか三つ昔の話だ。
高度成長を続ける昭和30~40年代の元気な日本が舞台。
今とは全然シチュエーションが違う。
狼男はあくまでも不死身で強靭で、敵をばったばったと倒してゆく。
今の時代的には荒唐無稽もいいところだ。
まぁいいか!という感じ。
昔は面白かったんだけどね、今の複雑怪奇な世の中ではあまりにも単純だ。
それも時代、仕方がないことだね。
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