呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

都内M病院訪問コンサート

2008-12-07 | コンサート・LIVE・演劇などの話
M病院にてミニコンサートを実施。
病院や介護施設などで実施するコンサートを「ボラコン」と言うらしい。(友人情報)
ボランティア・コンサートのことだ。
今回は病院内介護施設で3曲(約10分)歌い、その後病院のロビーで入院中の患者さんや一般の通院患者さん向けに約40分のステージを行った。

介護施設のほうはわずかな時間であったが、皆さん喜んで聴いてくれた。
普通のお年寄りがほとんどだが、中にはどう見ても僕より若そうな方もいらっしゃる。
どういう病気なのかは分からないが、看護士や身内の方の介助がないと移動も出来ないようだ。
しかしそういう方が一生懸命聴いてくださる。これは凄いことだ。

その後1階に降りて、ロビーで歌わせていただいた。
こちらの方は普通の通院患者さんもいらっしゃるし、入院の方々も比較的軽度の方々のよう。
クリスマスキャロルを3曲と、定期演奏会で演奏した曲を数曲、それに1月の音楽祭に向けて練習を始めたばかりの曲もご披露・・・。
団長のMCもなかなか堂に入ったもので、50~60人いらっしゃった患者さんやそのご家族、職員の方がたからも結構受けていた。
そんな味のある団長のMCと我らがそれなりの演奏も相まって、聴衆の評判は上々の様子だ。

団長が以前、「病院や施設の訪問は何が何でも続けてゆく」ようなことを仰っていた。
今回団長の気持ちがよく理解できた。
それなりに元気で身体が言うことを聞く僕たちが、闘病している方々の気を少しでも紛らわしたり元気付けたり出来るのなら、万難を排してでもボラコンを実施するべきだろう。
それを出来る機会を、僕らは与えられているのだから。

ほぼ同期入団のSさんは「赤とんぼ」でウルウル(見逃しませんよ!)。
僕はアンコールの「フィンランディア」で楽譜がほとんど見えなくなってしまった。
曲の良さもさることながら、僕らの演奏を真剣にそれこそ食い入るように見つめ聴いて下さる方が目の前にいる。
う~~ん、合唱団冥利に尽きる瞬間なんだな!
最後は「Bravo!」の掛け声も頂き、涙を流さんばかりで拍手をしていただく患者さんもいらっしゃった。
ぜひとも一つでも多くの機会を作り、皆さんの前で演奏をさせていただきたいものです!

さてボラコンの打ち上げは、都内から多摩川を越えて結局いつものⅠへ。
まあ知らない店では、午後4時から呑ませてくれるところはそうはない。
やっぱり気心の知れたところの方が落ち着く。
満足することができた病院ミニコンサートの心地よい疲れを、いつもの居酒屋で癒す。
これまた贅沢かつ幸せな時間であります。
嬉しいなぁ~、楽しいなぁ~!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする