呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

観る・聴く・丸呑み!「年末年始・音楽TVあれこれ」~その1

2007-12-31 | コンサート・LIVE・演劇などの話
年末年始の音楽番組を中心としたTVなどの感想を・・・。

1.「ミュージック ステーション スーパーライブ2007」

凄いメンバーだね!
夕飯の支度をしながら、ちょこちょこっとしか観ていなかったけれど
今を時めく歌手・グループが勢ぞろいだ。
まさにチャート上位の若手中心の「紅白歌合戦」
ジャニーズなんてほとんど出演していたんじゃない?
でも、今更ながらに気づいたけれど、ジャニーズの中ではSMAPが一番歌が下手だね(?)
上手いと思っていたキムタクだって、他のグループのメンバーと較べたら
明らかに落ちる。(SMAPファンの方、すみません!)
他のジャニーズ、みんな歌も演奏も上手い!
あとは、コブクロ、福山が良かったなぁ。

2.「クリスマスの約束 2007」

クリスマス恒例の小田和正のライブ。
残念ながら酔っ払って帰ってきてちらっと観て寝てしまった。残念!
と思ったら、息子がちゃんと録画していた。
早稲田のグリークラブとの共演、良かったなぁ。
学生にしてみれば、大先輩かつ大スターが曲を提供してくれて
それをTVで演奏できるんだから、幸せだよね。
練習中学生の緊張を解くために、ピアノ弾き語りで歌った「言葉にならない」は圧巻。
観ていて、聴いていて、涙が出てきた。
グリーの学生も涙ぐんでいるものが大勢いたようだ。
「くるり」が言っていたけど「小田さんって、ミュージシャンらしくない爽やかな印象でしたが、実際に共演してみたら普通の泥臭いところがあって安心した・・・」
結構横柄で酒癖もあまり良くないという話も聞いたことがある。
でもミュージシャンは曲が全て、演奏が全てだよね。
やっぱり小田さんって、凄い人だ。


3.「日本レコード大賞」

この前も書いた通り、コブクロおめでとう!!
ホントに良かった。嬉しい!
コブクロが大賞を受賞したことについては、一つ前のブログをご覧ください。
秋川さんの「千の風にのって」が特別賞を受賞した。
訳詞・作曲の新井満さんに「この歌がこれだけ流行ったということ、それだけ多くの人が大切な人を亡くしたんだよ」と言われたとのこと。
そうだよね、相当の人が亡くした人を想い、身近な歌としてこの曲を聴き、歌ったのだと思う。
名曲だ!秋川さんも相当力が入っていた?結構の熱唱だったね。
それと僕の最近のお気に入り「VOCALIST」の徳永が来ていた。
あのハイトーンボイスは生ライブでも健在、かっこいいなぁ。


5.「紅白歌合戦」

最初からず~っと観ていた訳ではないけれど、今までは早い時間から酔っ払ってしまって、紅白が終わるまで持たずに寝てしまうことが多かった。
今年は自ら夕飯を作ったりしていたので、勿論呑んだけど眠くならなかった。
紅白を最後まで観たなんて、いつ以来だろう。その辺りも例年とは違った大晦日となった。
でもなかなか良い紅白だったと思う。
変に過剰なお笑いや応援合戦もなく、淡々かつきっちりと歌を聴かせていた。
これでいいんじゃないですか?
国民みんなが聴きたい歌を集めて、それを生で歌ってもらい放送する。
それが原点でしょう!
鶴瓶の司会が結構良かったね。
コブクロ(また拘ってスミマセン!)の「蕾」の時は、自分の85歳になる母親を引き合いに、小淵君が若くして母親を亡くしたことに言及した。
「僕の85歳の母親は今日この会場に来ていますが、コブさんのお母さんもきっとここに居てはる!お母さんも聴いて喜んでおるよ!」
なんと泣かせる科白ではないか!
小渕も、会場に聴きに来ているはずの母親に向かって思いっきり歌い上げたね。
それから徳永英明が「恋に落ちて」を歌ったのが良かった。


【番外編】

○N響の「第九」
録画して、まだ観て(聴いて)いません。近々感想を載せます・・・。
○「一万人の第九」
佐渡さん、汗かき過ぎ!ありゃ絶対にオケの1~2列目に飛び散っているね。
中島美嘉のオケをバックの「LIFE」は良かった。
でも相当緊張していたようで、ちょっと不安定。
紅白の方が伸びやかに歌っていたね。
「第九」そのものは、あまりコメントの対象とならない・・・。

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コブクロ、日本レコ大受賞~おめでとう!!

2007-12-31 | コンサート・LIVE・演劇などの話
蕾 (通常盤)
コブクロ,小渕健太郎
ワーナーミュージック・ジャパン

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コブクロの「蕾」がレコード大賞を受賞した。
良かった!頑張った!偉い!おめでとう!!

コブクロは、僕の大好きなグループだ。
今までも何度かこのブログで取り上げたし武道館コンサートにも行った。
彼らの曲はどれも素晴らしい。聴いていて涙がこみ上げて来る。
なんでこんなに彼らの曲は僕の心を打つのだろう。
勿論曲も良いんだけれど、なんと言っても二人の性格が良いんだよね。
とても素朴でまじめで前向きなんだ。

以下、ファンなら既知の話でしょうが・・・。
①小淵君は毎日のように大阪の商店街で一人で歌っていた。そこにいつも聴きに来ていたのが黒田君、小淵君がとてもよい曲を作るので、自分にも作って欲しいと頼んだ。それで出来たのが、あの「桜」だ。
黒田君は早速ストリートで歌うが、なにせギターがへたくそ。
小淵君が「じゃぁ仕方がないから、僕がギターを弾こう」と始まったデュエットがコブクロとしてのデビューだ。そして名曲「桜」が生れる。(この前TVでもやってたね)
②まだデビュー前にストリートでオリジナル曲を歌っていたら、観客に「いい曲だね。誰の歌?」と聞かれて、自分の曲と言うのが恥ずかしくて「ミスチルのインディーズ時代の曲です!」と答えてしまった小渕君。
②05年に初めて武道館ライブを行う。「桜」を歌い始めて、今までのことが思い巡って感極まり歌えなくなった黒田君。場内が大合唱となり小淵君に励まされ、最後まで歌いきった。
③CD売れてからも原点のストリートを忘れたくないと、たまに変装してストリートに立つという小淵君。お客さんから「コブクロやってくれ!」と言われて、仕方がなく歌い始める。お客さんは「上手いじゃないか!プロになれるよ!」

いい話でしょう?
「蕾」は映画「東京タワー」の主題歌。
オカンに対する「僕」の気持ちが余すことなく表現されている。
それもその筈だ。小淵君は20歳のころに母親を病気で亡くしているんだって。
小淵君のお母さんに対する想いがぎっしり詰まっているんだね。
そのことを思って聴くと、余計泣けてしまう。
今日もレコ大の発表を聞いて、その後の演奏を聴いて、思わずウルッと来てしまった。
小淵君も歌っていて感極まって声を詰まらせていたね。
本当に自分のことのように嬉しい!!

19歳と17歳で母親を亡くした我が息子たちは、どんな気持ちで今日のコブクロの演奏を聴いていたのだろう。
聞いてみたいけれど、父さんにはその勇気はない。
10年後ぐらいには聞けるかな?

PS)
今日のレコ大、秋川雅史の「千の風になって」も良かったね。
作詞の新井満氏に「これだけ売れるっていうことは、みんなそれだけ親しい人を亡くしているんだよ。」と言われたそうだ。
う~ん、まさに仰るとおり!
この曲は、まだ完全には冷静に聴けない。
多分「蕾」も、もう暫くは無理かな。
カラオケで歌えるのも、まだ随分先だろう。
コメント (6)
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