呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

新宿西口やき鳥横丁「ソースレバカツ」の味

2005-10-07 | 食べ物・お酒の話
10月某日 「あがっしゃい」
 「クールビズ」も終わってしまった。デブの私には天国の4ヶ月だった。当社では数年前から「カジュアルサマー」ということで、ノーネクタイー、ノー上着OKだったが、まるまる4ヶ月間ノーネクタイだったのは今年が初めてだ。
 朝の電車も、駅から会社に向かう人々も、エレベーターの中も、みんなねずみ色。一気に秋の気配・・・。

 今週は仕事が立込んでおり、今日は資料作りで10時過ぎまで残業となってしまった(呑む気父さんも仕事はするのですぞ)
 さてこれから帰って11時過ぎに女房殿に『飯~』なんて言ったら申し訳なからろうと、勝手に理由をつけて新宿で途中下車した。この時間でもやっていて、一人でぶらっと入れるのは西口の「思い出横丁」か「やき鳥横丁」かな。
 この2つの横丁は、ご同輩もご存知の通り終戦後のバラック街がそのまま残っているような、またアジア某国の屋台ひしめく怪しげな飲み屋街のような雰囲気が漂う。もう30年近く前から立ち寄っているが全然変わらない。

 飛び込んだのは「あがっしゃい」という居酒屋。JR線路沿いの「やき鳥横丁」の一角で、入口の雰囲気はまあまあだったが、焼き鳥も「四万十川」という日本酒もイマイチだった。でも「冷やしトマトと胡瓜」と「ソースレバカツ」は絶品であった。
 トマトと胡瓜には、塩、もろみ味噌、普通の味噌+マヨネーズが添えられ、新鮮でとっても美味しかった。私はトマトには絶対に塩派。それと最近はまっているのが、胡瓜にマヨネーズ味噌だ。マヨネーズ味噌をまだ賞味されていない方はぜひお試しあれ!
 ソースレバカツは、薄く延ばした牛レバーをトンカツのように揚げ、それをソースにくぐらせたものだ。辛子をつけてかぶりつけば、ソースの酸味とレバーの濃厚な味が混ざり合い、サクサク衣が香ばしい。ビールにも酒にもよく合う。
 2年前、大阪に出張の予定ができたため大阪支店の元部下に「絶対に通天閣の下で串カツ食うぞ~。二度漬け禁止だゾ~」と集合をかけていたが、前日にぎっくり腰になってキャンセルした。モノは違うかもしれないが、ソースレバーカツを食べてそのことを思い出した。串カツが食いたくて大阪行きを指折り数えて楽しみにしていたのに行けなかったのは、未だに悔しい。
コメント
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