goo blog サービス終了のお知らせ 

呑む気オヤジ/取り敢えず生還したジイさんのあれこれ

骨髄移植で山暮らしから都会に戻ったジイさんの日記。健康の話の他に合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

最近観た映画(201909~201910)

2019-11-03 | 映画(DVD)の話
随分しばらくぶりの投稿となってしまった。
9月以降に観た映画を記録しておきたいと思う。
下記「ロケット・マン」は今年21本目。さて年末までに何本になることでしょう。
 
 
〇「ロケット・マン」  2019‐21
ロック歌手エルトン・ジョンの半生を描いた作品。
大変失礼ながら、僕はエルトン・ジョンって、しばらく前に亡くなっていると思っていた。なので、彼の没後に人生を振り返る作品ができたのかーと思ったら、まだご存命ではないか!それだけ、彼の性癖も含め、赤裸々な内容だった。
でも彼の生きざまには感動した。頑張って一生懸命生きてきたんだなぁ。偉いなぁ。
5つの傑作と思います。
 
 
 
〇「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」  2019‐23
仙台在住の伊坂幸太郎が仙台を舞台に描いた小説が原作。僕的には伊坂幸太郎の中では読み易かったし、まあまあ面白かったし、斉藤和義の音楽も含めて映画化を楽しみにしていた。
う~ん、イマイチだったなぁ。淡々と過去と現在を行ったり来たりして、感動する場面もなし。主人公のカップルとボクシングのタイトルマッチが絡む必然性みたいなものも感じられない。仙台近郊の風光明媚な景色が出てくるわけでもない。ある意味退屈な作品だった。
まぁ、仙台人としては一応観ておいたほうが良い映画・・・かな。3.5~4つ
 
 
 
〇「人間失格」  2019‐24
感動したとか、面白かったとか、良かったとか、という作品では、そもそもないことは分かっていた。でも写真家の蜷川実花がどんな映画を作るんだろうという興味で観に行った。
結論としては、なかなかの秀作と思う。ともすると重くて陰鬱になりそうなテーマ(太宰の人生)だが、小栗旬の太宰は明るく能天気で、あまり深刻にならずに観れた。
画面の色彩が、いかにも蜷川実花らしく、赤や青がくっきり。やぱりこの人はただ物ではない。
二階堂ふみが今までのイメージを覆す、体当たりの演技で良かった。4.5! 
 
 
 
〇「蜜蜂と遠雷」  2019‐25
恩田陸の直木賞&本屋大賞w受賞小説を映画化した作品。小説がとても良かったので、果たして実写でピアノの演奏も実際につけたらどんな感じになるんだろうと、とても楽しみにしていた。
いやぁ~、素晴らしい!Brovo!コンクールに挑戦するコンテスタントの演奏シーン、コンクールの臨場感を、松坂桃李くんも松岡茉優ちゃんも、見事に演じた。たいしたもんだなぁ。文句なく5つ!
 
 
 
〇「真実」  2019‐26
是枝監督が、なんとフランスで撮った作品。主演はかの大女優カトリーヌ・ドヌーブだ。
当然ながらフランス語と英語のセリフで、字幕を観ながらの鑑賞であったこと、カトリーヌ・ドヌーブの存在感が大きすぎることなどにより、観ている最中は是枝作品の味がよく分からなかった。でもやっぱりさすがに是枝さん、家族の愛憎、葛藤、絆などを淡々ときめ細かに描いていて、最後は満足でき見応えがある作品だった。
もう一度観てみたいと思う。そうすればもっとこの作品の魅力が分かるだろう。は4.5
 
 
 
〇「記憶にございません」  2019‐26
お~、さすがは三谷幸喜!とても素晴らしい作品だった。最初は笑いいっぱいのコメディを予想していたが、いやいや笑いというよりは、ほんのり心が温かくなり、あー観てよかったなぁとちょっとウルっと来るようなドラマだった。
中井貴一は言うに及ばず、小池栄子、ディーン・フジオカ、佐藤浩市など、みんなよかった。三谷幸喜は円熟期に入ってきたんだなぁ。文句なく5つ
 
 
 
 
〇「楽園」  2019‐27
予告編を観て、暗そうでドロドロした映画かなと思った。でも良い役者が出ているし、最後に救いがあってそれなりに見ごたえのあるヒューマンドラマなのかと思って観ることにした。
ん~、結局最後まで暗くて救いどころがなくて、観ていて辛い作品だった。それに出てくるエピソードがなんか整合性とか必然性がなく、「なんでこうなるの?」「なんでそうするの?」「それって必要?」みたいに、観ていてちょっとイライラするというか・・・。元々短編集の原作から2話をピックアップして脚本にしたらしく、うまく筋立てができていなかったと思う。
佐藤浩市、柄本明、綾野剛など良い役者が揃っていたのに、残念!は久しぶりに3つ
 
 
 
 
9~10月だけで、7本の作品を観た。「楽園」は今年27本目。
仕事は4時に終わるし、もはやシルバー料金で1200円で観れるし、なるべくたくさんの映画を観ようと思っている。良い作品に巡り会えれば、楽しいし感動するし、心が豊かになる。つまらない作品だったら、何がダメだったのか、どこが自分には合わなかったのか、などを考えるのも楽しい。自分が感動した作品を、呑みながら語り合うのも、これまた乙なものだ。今年は30pン観ることが目標だったが、年末までに35本は行くかな?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画「イソップの思うツボ」⭐️⭐️⭐️✨

2019-08-20 | 映画(DVD)の話
「カメラを止めるな」のクリエーター、スタッフが再集合!という謳い文句に踊らされた…訳ではないが…
事前にネットで見ていたら、「カメラを止めるなをあまり意識せずに見るべき」というコメントがあった。そうは言っても、「カメ止め」とはまた違った意外性とかどんでん返しとかを期待してしまうのは当たり前のこと。
そういう意味で、やっぱり物足りなかった。ストーリーの必然性というか緻密さというか、そういうのがイマイチ。その点で「カメ止め」は圧倒的な満足感があった。
クリエーターが一緒だからどうということではなく、1つの個別の作品として満足感が足りなかった。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画「よこがお」⭐️⭐️⭐️⭐️

2019-08-17 | 映画(DVD)の話
筒井真理子主演。
甥が犯した罪により、本来無関係な訪問看護師市子があらぬ疑惑と興味本位の風聞で、世の中からオミットされていく。その流言の元は、市子に一方的な憧れを抱く訪問先の長女基子だった。
看護師として評判の良かった普通の善良な市民の市子が転落していく様、基子の屈折した愛情、市子の絶望と怒りと復讐心を、淡々と静かに追いかける。切ないねぇ。やるせないねぇ。
最近はハリウッドやディズニーの作品、アニメなど豪華絢爛なエンタテイメント系の作品が映画の主流みたいになっているが、こういう人間の内面とか裏面とかに迫るものも見応えがある。最近観た作品では、慎吾くんの「凪待ち」なども同類と思うし、「万引き家族」も決して派手さはなかった。
海外作品も含めて、こういう地味な秀作を積極的に上映している「フォーラム」と「チネ・ラヴィータ」は、偉いなぁ。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画「アルキメデスの大戦」

2019-08-08 | 映画(DVD)の話
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️+✨
いやぁ〜、久しぶりに星5つ以上の面白い映画だった。
日本海軍の次期新造船は巨大戦艦か空母か…
帝大数学科中退の櫂直は、100年に一人の天才として、巨大戦艦建造派の計画の矛盾と陰謀を暴いていく。
なんといっても、菅田将暉の天才数学者ぶりの見事なこと!田中少尉役の柄本祐も良い。そして日本海軍の首脳を演じるベテラン俳優陣が、なんとも上手で味がある。
VFXもなかなか見事だ。冒頭、沖縄戦で米軍の集中攻撃により撃沈する戦艦大和のシーンで始まるが、見応えがあった。
コミックが原作らしいどんでん返しもあるが、真実はそうだったの?と思わせるような真実味があった。
まさにおススメの一作です❗️





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画「凪待ち」⭐️⭐️⭐️⭐️✨

2019-07-22 | 映画(DVD)の話
ギャンブル漬けのダメ男が、恋人とその娘と人生をやり直すために恋人の故郷石巻に移住する。しかし、やはりギャンブルは止められず、ますます自堕落な借金生活に。
そのうち、恋人が通り魔?に殺害され、男は深く後悔するが、それでもノミ行為の深みに嵌っていく。
香取慎吾が、ギャンブル依存症のどうしようもない男を好演している。そして、何かと世話を焼いてくれる近所の男(リリー・フランキー)や末期がんの恋人の父親、恋人、その娘、みんな良い味を出している。
男は恋人を殺した犯人捜しをするわけでもなく、ミステリーというよりはダメ男を取り囲む様々な人間模様を描いたヒューマンドラマだなぁと思って観ていたが、ちゃんと最後に謎解きもあった。
慎吾くん演じる主人公は最初からずーっと浮かばれず陰鬱としていて、観ている方も気が滅入ってくるが、最後にちょっとだけ光明が差し、少し救われた。
全編石巻市内や南浜、雄勝でのロケ(*)だったらしく、先月末の劇場公開初日には、慎吾くんが石巻のイオンシネマで舞台挨拶をしたとか。石巻市は「ロケ地マップ」を作成したりで、結構盛り上がっていたようだけど、こういう映画を撮っていること自体知らなかった。
県内では今週の木曜日までしか上演しないらしい。結構お勧めの作品ですよ。 
*石巻駅のシーンは、別の場所で撮ったのでは?どう見ても石巻駅ではなかった… 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画「新聞記者」⭐️⭐️⭐️⭐️✨

2019-07-17 | 映画(DVD)の話
結構Heavyな作品だった。
内閣情報調査室の世論やマスコミ操作、首相の公私混同、官邸の報道への政治介入…暴く側の新聞記者と、守る側の官僚の丁々発止のやり取り…ジャーナリストとしての矜持、国家と国民の公僕である官僚の矜持はどこにあるのか⁉︎
なかなか見応えのある作品だった。しかし内閣府とかって、他の省庁と違い、何をやっているところなのかよく分からず、ある意味不気味だ。そこに所属する内閣情報調査室(内調)もまた、どんな役目のセクションなのか。
映画の中のフィクションとは思えない、官邸、役所、役人の暴挙を、ジャーナリズムは断罪できるのか。結構スリルで手に汗握る。でも、ラストは衝撃的で、最後の最後にどうなるのかは、観る者のイマジネーションに委ねるエンディングだった。
 
とても面白かったが、主人公である女性新聞記者が、日本人と韓国人のハーフで、やはり記者だった父親の影響を受けて日本の新聞社で記者をやっているという設定の必然性がよく分からなかった。普通に日本人記者で良いと思うんだけど。原作も同様の設定なんだろうか。
でも記者吉岡エリカ役のシム・ウンギョンの存在感はすごかった。もちろん松坂桃李くんも!
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画「泣くな赤鬼」⭐️⭐️⭐️⭐️✨

2019-07-14 | 映画(DVD)の話
重松清の短編の映画化。予告編を観て見逃すまいと思っていたが、大型館ではあまりやっていなかった。フォーラム仙台にて。
野球の才能がありながら熱血指導の監督に斜に構えて盾突き、挫折して結局退学してしまった斉藤。赤鬼と呼ばれたモーレツ監督が斉藤に10年ぶりに会ったのは病院で、斉藤は余命半年の病に侵されていた…
いやぁー、さすがに重松清の原作、泣かせてくれます!赤鬼の堤真一も上手いけど、柳楽優弥は良い役者になったなぁ〜。「おんな城主直虎」で、存在感あるお頭役が良かったけど、これから大役者になる予感を感じさせる。
でも、できればもう少し赤鬼や斉藤の内面の掘り下げ方はあったのかなという思いが残った。泣ける映画ではあるけど、ちょっと中途半端さが気になった。なので星4つ半。
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画「空母いぶき」

2019-06-08 | 映画(DVD)の話
前に観た「ハンターキラー」と比較して、日本作品のストリー展開やVFXはどうなんだろうという興味があった。
結論から言うと、なかなかよくできた作品だった。
ストーリーは、かわぐちかいじの原作が良く出来ていてから問題ないとして、CGやVFXは如何に?昔観たキムタクの「宇宙戦艦ヤマト」があまりにショボかったので、どうも日本映画のVFXは信用がならない。もっとも技術は世界一だけど、ヤマトはキムタクのギャラが高すぎて、VFXに予算をかけられなかったらしいけど…
「空母いぶき」はよかったです。万が一、某近隣諸国が、ホントに戦争を仕掛けて時、日本はどう対応するのか、最前線で「敵」と対峙する自衛隊員はどこまで踏み込むのか。手に汗握る、ド迫力だった。
ただ、西島秀俊演じるいぶきの艦長が、常に口元に笑みを浮かべているのどうしてなんだろう。そこはどうも腑に落ちないし、演出の意味がよく分からなかった。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画「居眠り磐音」⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

2019-06-08 | 映画(DVD)の話
原作は3巻まで読んでいる。松坂桃李くんが、磐音をどう演じるのか、佐伯泰英の世界をどう映像化するのか興味があった。
おー、なかなか良くできた映画だった。原作の第1巻を忠実に再現しているし、桃李くんも、ちょっと現代っぽいけど、殺陣を含め熱演。
結構辛いストーリーで、生き残った磐音が、これから一生背負わなければならない暗闇に暗然たる気持ちになる。ラストは切ないなぁ。
今年11本目の映画鑑賞。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画「エリック・クラプトン 12小説の人生」20190122

2019-02-06 | 映画(DVD)の話
昨日(1/22)はこれ観てきました。
「エリック・クラプトン 12小説の人生」
完全ドキュメンタリーなので、クラプトンファンには堪らない映画でした。
クラプトンって、すごい人だねぇ。音楽面ももちろんだし、薬物中毒とかアルコール中毒から何度も立ち直って、今はすっかり更生してミュージシャンを続けている。
最愛の息子を亡くしたことが、ある意味良い方に影響したんだろうなぁ。普通なら、また酒に溺れるよね。
女性遍歴もすごい(笑)。それだけ魅力的ってことだね。
「レイラ」、普通バージョンもアンプラグドも、生で聴けたことは幸せです。

「ボヘミアン・ラプソディー」も良かったけど、いくら似ていてもホンモノじゃないからなぁ。あのブームは、ちょっと異常です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

DVD「三度目の殺人」

2019-02-06 | 映画(DVD)の話
これも1月です…

DVD「三度目の殺人」⭐️⭐️⭐️⭐️✨
是枝監督×福山雅治コンビの2017年の話題作。見逃していたので、正月休み用に借りていました。
職場のトラブルで雇用主を殺した罪で逮捕、起訴された男(役所広司)の国選弁護人を引受けた弁護士(福山雅治)。
男は30年前にも殺人を犯していて、今回の殺人も自白しており、死刑は免れない。弁護士はなんとか死刑を避けるべく奮闘するが、接見する男の話が二転三転する。
弁護士がいろいろ調べていくうちに、今回の被害者の高校生の娘(広瀬すず)が殺人に絡んでいる可能性も出てきて、ますます混沌としていき…

結局最後まで事件の真相は分からず、解釈は観客の判断に委ねるような結末でした。また「三度め」が何を指すのかも不明確で、死刑のことを指すのか、それともこの男は別な殺人を犯しているのか…
うーむ、消化不良な終わり方だったけれど、そこはさすがに是枝監督、計算し尽くした「悶々感」と納得するところでもあります。

この作品、俳優陣が素晴らしいです。
特に役所広司、この人はすごいな。むずかしい役どころだけど、見事に演じていました。娘役の広瀬すずも上手いねぇ。これから大物女優になることでしょう。
福山雅治はとても良いんだけど、ニヒルでクールな役どころが定着しつつあり、前にやっていたラジオ番組みたいに、三枚目的な面白いキャラを、演技でも出さないと、これ以上はないような気がします。
それを引き出すのも是枝監督なのかもしれません。
ジイさん、オススメの作品です。まだ観ていない方、ぜひDVD借りてきて観てください!


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画「かぞくいろ-RAILWAYS わたしたちの出発-」20190104

2019-02-06 | 映画(DVD)の話
今年の映画鑑賞第1発目です。かなり遡りますが、1/4でした。

映画「かぞくいろ-RAILWAYS わたしたちの出発-」⭐️⭐️⭐️⭐️✨

新年初鑑賞作品です。絶対に見逃したくなかった作品、でも仙台ではあんまりやっていなく、利府まで行って観てきました。
いゃぁ〜、なかなか良い作品でした。
有村架純ちゃんの、亡き夫の連れ子の母親になろうと一生懸命努力する健気さ、息子のために免許を取ったローカル線の運転手の制服姿、おじいちゃん役の國村隼の渋さ…
でも、それらとはまた違う、「鉄ちゃん」としての楽しみ方があります!
舞台となる肥薩おれんじ鉄道が一両でトコトコ走る海辺の美しさ、國村ジイさんの運転手のカッコよさ、有村演じる晶がいろいろ怒られながら見習いで運転するシーン…、プチ鉄ちゃんとして楽しさ満載!ぜひ鉄ちゃん同輩に観てほしいです。
肥薩おれんじ鉄道に絶対に乗りたい!「電車でGo!」またやりたい!切にそう思う作品でした❣️



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

劇団四季「オペラ座の怪人」

2019-01-15 | 映画(DVD)の話
ブログは映画やお芝居、コンサートの記録を中心に…と言いつつ、年末に観たものをアップしていませんでした。遡りますが、記録しておきます。

「オペラ座の怪人」⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️👍
12/4に仙台公演を観てきました。とても良かったです。
前にも書いたように、劇団四季は取引の関係もあり、30年ぐらい前から時々観ていました。
実はミュージカルって、中途半端に歌の上手な舞台俳優が、中途半端に演じるというイメージがあり、食わず嫌いでした。でもお付き合いで観に行くようになり、印象が変わりました。
今回「オペラ座の怪人」を観て、更なる進化を目の当たりにした気がします。
まず何と言っても、オペラ歌手に匹敵する主役陣の歌唱力。こりゃ凄いや!プログラムに村上龍が書いているけど、音大の声楽科出たプロがどんどん入団しているらしい。
それから舞踏(バレエ)も見事。舞台装置や大道具の設えや展開も素晴らしいな。
とても見応えのあるミュージカルでした。四季のミュージカル、たまには観たいけど、仙台にはなかなか来ないもんねぇ〜(≧∇≦)


これはプログラムより
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画「止められるか、俺たちを」

2018-11-10 | 映画(DVD)の話
映画「止められるか、俺たちを」⭐️⭐️⭐️✨

元ヤクザで前科者の経歴を持ち、ピンク映画などを通して徹底的に反体制の映画を撮った若松孝二監督と、その信奉者の若手制作者たちを描いた作品。
登場する若者は僕より10歳ぐらい上で、閉塞した世相の中で、何をすればいいのか、何がやりたいのか分からずにもがき苦しむ。
そういう世の中の雰囲気や閉塞感みたいなものは、それなりに感じ取っていた僕らではあるけれど、やっぱりまだ中学〜高校生では、大して悩みもしなかったなぁ。
この作品は、この前読んだ桐野夏生の「抱く女」に通ずる時代感があります。2作品とも、自分が5〜10年早く生まれていたらどんな青春を送っていたんだろうと考えさせられます。
結局はノンポリで、大して悩みもなくノホホンと過ごしていたんだろうかねぇ〜(≧∀≦)
門脇麦演じる主人公の最後は、いかにも「あの時代」という感じで、哀れではありました。

この映画を観た友人も載せていたけど、登場人物たちは四六時中タバコを吸っている。自分も昔は仕事中も飲んでる時も、随分タバコを吸ったけど、あれほどには吸わなかった。観てて、ちょっと気持ち悪くなりました…

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画「スマホを落としただけなのに」

2018-11-05 | 映画(DVD)の話
映画「スマホを落としただけなのに」⭐️⭐️⭐️✨

今回は自分で試写会のハガキ出して、当たりました。
うーむ、まさに現代的ホラー作品だな。
彼氏がスマホをタクシーに置き忘れ、拾ったのがPCやネットにちょー詳しいオタクだった。彼氏のスマホからデータを抜かれ、恥ずかしい画像やカード情報、その他あらゆる情報を悪用される。そしてそのオタクは、黒いロングヘアの女性を狙う猟奇的連続殺人犯だった!
この映画で描かれるスマホデータのハッカーのテクニックは、もはや現実のものなんだろうか。だとしたら、連続殺人よりよっぽどホラーです。薄気味悪い、気持ち悪い作品でした。
活躍する新米刑事の、過去の辛い経験、トラウマの描き方がイマイチ消化不良かな。残念!

10月はなんと7本(「カメラを止めるな」のリピート入れれば8本)観ました!これまでの人生でこんなに観たのは初めて。
でもこのぐらいのペースで観ないと、仙台みたいな地方都市の場合は、観たい映画を観逃します。
これからもいっぱい観ようと思います。

*最近投稿しているブログは、基本的にFacebook投稿をそのまま掲載しています。FBもご覧の方はご容赦願います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする