しんさんのよもやま話

7月3日（火）雨

元々出身母体が違う人達が寄り集まってマニュフェストと言う御旗で新しい政治を目指し、それに国民がちょっと期待したと言うのが今の政権与党なのですから、御旗が無くなったらそれぞれ元の鞘に収まれば良いだけの話だと思うけど、世の中騒ぎ過ぎのような気がします。それでもまわっているのですから我々を含めて平和ボケなのでしょう。問題なのは消費税を上げた所でこの国の借金体質が変わるのかと言うことではないでしょうか？延命措置としては誰もがしかたないと思っていますが、国家の事業のしくみを変えて行かない限り抜本的な解決にはならないと誰もが感じているのではないでしょうか？

現在は日本の歴史でいえば戦国時代なのではないかとふっと思いました。既存の守護大名がどんぐりの背比べをし、あっちに付いたり、こっちに付いたりしているけど、誰も信用できないと大半の住民は自分の将来や老後のことばかりを心配している訳です。新興の勢力も台頭してきたけれども戦えるだけの兵力もなく、これから合従連衡を繰り返しながらいずれ信長のような破天荒な者がトリガとなり、世の中が変わって行くことになりそうです。ただ昔と異なる点はグローバルな衆人監視の中で黙って見届けてくれるのかと言うことです。100年もかかったのでは存在すら無くなってしまうような気がします。

今の日本に必要なことは将来に向けた明るいビジョンを発信することだと自分は思うのですが・・・。昔「美しい日本を」と言った方がいました。それだけで終わってしまったけど、これなんか具体的な議論を巻き起こせばすばらしい目標になると自分は思ったのですけど残念でした。我々一人一人が目指せる目標レベルにまで具体化しないと人は動けないと言うことですね。世の中の役に立ちたいと思っている年金世代は多いと思います。彼らが動ける具体的なビジョンがあったらいいなと思います。自分も近い将来そうなった時を考えると何か残り少ない人生をただ年金をもらうだけでなく、将来に向けた布石の手助けをしたいものなのですが。
今日はこれまでにしておきます。