”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話

2012年02月23日 21時00分51秒 | Weblog

2月23日(木)雨のち晴

今日は雨でしたが暖かかったですね。暖かくなるとまた寒くなるのでしょうけど、春が来るには三寒四温ですから、やっと春の足音が聞こえて来たような感じです。こうなると多分春一番もすぐに吹きそうです。そう言えばあの東日本大震災からもうすぐ1年なんですよね。

それにしてもあの震災のガレキの処理が5%しか進んでいないようです。市民レベルでは義捐金や支援物資をを山のように届け、みんながすみやかな復興を祈ったと言うのに、行政レベルでは全国のほとんどの自治体がガレキ処理を支援しないと言うのはどう言うことなのでしょうか?わずかに東京都と山形県だけが処理を引き受けてくれているだけです。原発の近くは別としても、もっと協力的であってもよいような気がするのは自分だけなのでしょうか。細野さんも再三お願いすると言っていながら何も結果はでていないのです。民主党の議員も自分の選挙区に行って自治体を説得する気もないようです。「がんばろう日本」などと掛け声ばかりでほんとうに何とかしようと言う人は残念ながらいないようです。いっそ法律で割り当てるぐらいのことをやるべきだと自分は思ってしまいます。ガレキの処理については放射能の検査もすると言っても、なしのつぶてでは困ったものです。結局国はあるけど、自分達に都合の良いことだけを頼って、都合の悪いことはほっかむりするような人間の集まった国なのかもしれません。ガレキの山の映像がいつもTVに映し出されるけど、1年も経ってあまり変わらない姿を見てなんとかしてあげたいとは誰も思わないのでしょうか?復興予算が付いたから、そのお金で処理施設を作って自分達で処理しなさいと思っているのでしょうか?結局そのために多くの無駄なお金をつぎ込むことになります。こんなやり方ばかりしているから、いくら税金を上げても足りなくなってしまうのでしょう。まぁ日本ばかりでなく、今はどこの先進国も同じようなことをしているので、どこも財政危機に陥っているのかもしれません。既存の使える物を使って、それぞれが昔の「もったいない」精神を思い起こす必要があるのではないでしょうか?
好き嫌いは別にして、小沢一郎氏が「消費税を上げることではなくて、無駄を無くして財源を作って新しい施策をやっていこうとするのが元々の出発点だ」と発言したそうですが、今の政府には原点を忘れて増税だけを強調していることに、違和感をすごく感じています。以前にもこのブログで書きましたが、無駄を無くすことと増税と両方を実行して初めて誰もが納得するのではないでしょうか。小沢氏の言っている無駄を無くすことだけでは理想論にすぎないでしょう。両方実施すべきことのような気がします。(終わり)

コメント
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