2月13日(月)曇のち雨
雪でなくてよかったけど雨になってしまいました。水曜までは雨が降ったり止んだりの天気のようです。例年名古屋では1月下旬に梅の花が咲き始めるそうですが、今年はまだ開花していないそうです。今年がいかに寒い年であるか妙に納得しました。
ところで、あの震災から1年近くたって復興も進んでいるようですが、原発だけは相変わらずどうにもならないようです。公的資金もいっぱいつぎ込んで、電力料金も値上げするようだけど、彼らは自分のことだけ考えているようで、ちょっとむかつきます。民間と言いながらまったく自由化されていないのはあの業界だけになっているのですから、もう少しなんとかならないと我が国は大変なことになってしまいそうです。原発が使えないんだから値上げやむなし的な発想ばかりで、自分達の努力が我々にはまったく見えないと言うか居直っているようにしか見えません。もっとも行政にしても、同じことで消費税を引き上げるわけですから似た者同士と言えるのかもしれません。日本の経済を支えている産業の競争力を引き下げる電力料金の値上げ、失業保険と補償金で働かない被災地の人、いったいこの国はどうなるのでしょうか?
もちろん一生懸命復興に尽力している人たちも大勢いることもわかっていますが、一方で安い給料で働くより失業保険をもらった方が得だと言って仕事を選り好みしている人も多いのだそうです。僕らは気の毒に思って義捐金とか何か役に立つ支援をしたいと思っていた気持ちがバカらしくなってしまいます。ほんとうに働けなくて困っている人や復興に汗水たらしている人だけが報われる社会になってほしいものです。世の中にあまねく公平になどと言う理想社会はあり得ないことを社会主義の崩壊により知らされたばかりです。機会は平等でしょうけど、それぞれが自分達の努力によって差がでてくるものまで平等にしようとする考えで社会が成り立つはずがありません。年金も最低保証を国がするのは勝ってですが、努力して築いてきた人の分を減らしてまかなうようなバカなことを真面目に考えている人がいること自体、国賊がいるような感じです。最低保証をしてもらえるならだれも汗水たらして働くようなことはしないのではないでしょうか?誰も働くなったら、最低保証のお金はだれが稼いでくれるのでしょうか?まったくバカげた話が最近多すぎます。国民が期待して選んだ政権とは言うものの、肝心の決断はできずに、媚を売るようなことをちりばめるのには困ったものです。最近ちょっとこの国の先行きが心配でなりません。ちょっと言い過ぎましたが、まずゼロ成長社会に合わせた予算の使い方から整理していかないと砂上の楼閣ばかりになりそうです。