”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話

2011年06月21日 21時24分40秒 | Weblog

6月21日(火)曇のち晴

暑い日になりました。全国のあちこちで30℃を超える真夏日になったようです。温度も湿度も高くなってこれからしばらくは我慢の日々が続くと言う事でしょうか。まぁそれも毎年のことですから早く青空の日々が来るのを待つしかありません。

ところで最近我々には理解しにくいことが多いですね。国会も延長するのか、しないのかはっきりしないし、延長日数も二転三転しているし、辞めると言った人は妙に張り切っているしで我々凡人には何がどうなっているのかまったく良く分かりません。それでも何とかなっているのは官僚の力なのかもしれません。その一方では原発の再開をめぐって地方自治体と経済産業省で意見が対立しているようです。そして福島原発では未だにトラブル続きで汚染水の処理もできない状態のようです。原発事故の収束もできない状況で何を持って安全だと言いきるのかまったくわかりません。原子力保安院と言う組織も原発事故も収束できない段階で停止中の原発再開を依頼する神経もよくわかりません。

夏の電力不足は我々もわかっているから各種の節電対策を実行しているのですから、まずすべきことは早く原発事故の収束をすることと停止中原発を再開できる安全の条件を明確にして、来年の電力確保のために早急な対処を実行することではないかと自分は思います。非常用発電機を備えたからもう安全などと言っても誰も信用しないでしょう。なぜなら今までも非常用発電機は備えられていたのですから、それが動かなくなっても冷却できる備えも必要になるでしょうし、他にもすべきことがあるのではないでしょうか。

九州では多額の補助金をもらっている自治体が原発再開を決めたそうです。でも周辺の自治体にとっては認めがたい事態ではないでしょうか。現に福島では補助を受けていない自治体にまで避難勧告がでている訳ですから、周辺にまで拡大して安全とする根拠を明確にする必要があるように思います。所詮我が国において当面は原発のお世話にならざるを得ない状況にある訳ですから、もう一段も二段も上げた安全対策を明示し、確実に実行した上で再開への道筋をつけることだと思います。その上で自然エネルギー政策に重点投資をしながら将来的に切り替えて行くことを考えるべきだと思います。ドイツのように従来から着実に自然エネルギー政策を進めて来た国と同じことを突然言い出したところですぐに実現できるものではありません。どこかの誰かの口車に乗って、いきなり十年二十年先の事を言いだした変な人もいるようですが、ビジョンにはどうやって実現していくかの道筋と言うものが必要だと思うのですが、道筋のないことを言うだけ言ってあとの道筋は人にやらせる姿勢も困ったものです。

論語に「子曰く、巧言令色、鮮し仁、と」と言う一節があります。誰もがご存じの一節ですが、耳あたりの良いことばと柔和な表情に気を配っているような人にはまず人の徳と言うものは持ち合わせていないですよと言った意味でしょうか。どこのだれかとは言えませんが気をつけたいものです。

うっとうしい時期のせいでしょうか、中々日本晴れとは言えない今日この頃です。僕のゴルフも中々日本晴れにならないのもそのためかもしれません。そんなことはないですね。それは単に下手と言う事でした。
それではまた。

コメント
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