”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話

2011年06月07日 21時09分57秒 | Weblog

6月7日(火)曇

昨日は午後10時には就寝し、8時間以上睡眠を取ったためでしょうか、疲れが大分取れたような気がします。最近はほとんどの場合6時間半ぐらいしか寝ていませんでしたが、たまにはゆっくり睡眠を取ることも必要だと思いました。平日はともかく、僕の場合土日にゴルフやヨットの予定が入るので何もない時は睡眠を多く取るようにしたいと思います。と言いながら今週末はゴルフとヨットの予定があるので思うようにはなりません。

ところでドイツは2022年までにすべての原発を廃止し、クリーンエネルギーに切り替える決定をしたそうです。いかにもドイツ的で決断の速さにもびっくりしました。もっともドイツでは太陽電池パネルが至る所に取り付けられているようですし、すでに国としてクリーンエネルギー政策に着実に取り組んできたから決断できたのでしょう。いずれ世界に先駆けてクリーンエネルギーの技術を確立して、技術輸出で産業も発展しそうです。それに比べて昨今の我が国は新しい技術開発は企業まかせ、国としては万遍なく予算をバラ撒くだけのような気がします。日本のこれからを考えたら国がリーダーシップを取って予算も充分つぎ込んだ開発プロジェクトがあっても良いのですが残念ながら、アメリカの産業レベルに追いついたとたんに迷走状態です。僕の企業人としてのスタート時には国産の大型コンピュータを開発するのだとか言って多くのメーカー技術者達と共同開発のようなプロジェクトに参画してきました。その結果半導体分野での先端技術や国産コンピュータメーカーが発展してきたように思います。

しかしながらこれらの技術は現在、韓国等のメーカーにお株を奪われています。自動車産業の技術も今後徐々に海外メーカーに主導権を明け渡して行くことになるでしょう。そんな状況の中で、国は日本の産業をどう立て直していくかもっと真剣に考え、大きな投資をして行く決断が必要ではないでしょうか?日本と言う国には資源らしい物は何一つありません。唯一あるのは人材なのに、それを活用した新たな開発に投資することなく、何十年も前に決めたダムの建設やら訳のわからない農道作りに邁進しているわけです。クリーンエネルギーにしても国が率先して太陽光発電所を作る訳でもなく、ただ我々が家を建てる時に太陽電池パネルを取り付けたら補助金を出します程度のことしかしていません。石油枯渇が予測されている中にあっても、次世代エネルギー源として日本近海に眠るメタンハイグレードの開発に投資する気もないようです。新しいものの開発にはお金がかかることは当然です。だから国が進めるべきであるし、進めて行く中でコストを削減する知恵が出てくるものです。大事なことは明確な目標と何が何でもやり遂げる覚悟ではないでしょうか?今の政治家には国の将来ビジョンもなければ、覚悟もなさ過ぎると思いませんか。あるのは一般人の支持率を見て右往左往することと国民からいかに税金を多く取るかと言うことだけのような気がします。ちょっと極端な言い方になってしまいましたが、我々の税金をバラまくことではなくて、いかに我が国にとって将来有望な産業分野を見い出し、国をあげて邁進することではないでしょうか。昔池田勇人首相は「貧乏人は麦を食え」と言いながら、いずれ所得倍増すると言うようなことを言って高度成長を実現しました。現在とは状況が違うかもしれませんが、今を耐え忍べばこんな社会が実現すると言った強いリーダーシップがほしいものです。

長くなってしまいました。大したことない話を失礼しました。

コメント
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