”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話

2010年04月22日 22時29分07秒 | Weblog
4月22日(木)雨

よく雨が降ります。今日は久しぶりのフィットネス。ちょっと走りすぎて足の筋肉が痛いです。汗もいっぱいかいて、トレーニングとしては充実してましたが、週に2回程度行かないと効果はあまりなさそうです。週に1回程度だと減量しても1週後には元に戻っているので現状維持には良いのですがダイエットにはなりません。

さてところで今日は王陽明の言葉を紹介することにします。

「閑是非、閑煩悩を省了す。」
意味はどうでも良いことやどうでも良い煩いや悩みを省くことを意味します。
この「省」と言う字は省みて省くことを意味します。ただ単に省略することではなくて、よく反省して余分なものを省くことです。
実は古代中国の王朝は役所を○○省と言っていたので律令国家をまねて日本でも役所を××省と言うようになったと言われています。この○○省の意味は民衆に代わって、省みて余計なことを省くのが政治だと言うことです。
それなのに財務省、厚生労働省、文部科学省、国土交通省、防衛省・・・・・などなどみんな「省」が付くのに、何も省みないし省くこともないようです。余計なことを省くのではなく、余計なことをくつけるのが政治としたら国は滅びるしかありません。
第二次の事業仕分けが始まるようですが、訳のわからない議員に突っ込まれてしどろもどろの言い訳に終始するより、役人自らが省みて正々堂々と○○は余計だったから止めますと宣言するような男らしさがあったらいいなと思うのは僕だけでしょうか?

民主党の政治は中々決断ができずに、常に民衆の点数かせぎに終始しているようですが、唯一よかったのはこの事業仕分けをオープンにやっていることかもしれません。それにしても政治に携わる優秀な役人が××省となぜ呼んでいるのかも知らず、冗長ばかりに走って、国の借金が800兆とはどうしたものでしょうか。民衆は欲が深くてなんでも要求するものです。それらの要求をなんでも聞くのが政治でなく、我慢すべきを我慢させ、真に国の発展に寄与するものを実現していくのが役人の務めだと自分は思うけど困ったものです。

まぁ事業仕分けをして、真に必要なものを見極めるのは大変良いことだと思いますが、折角無駄を省いたお金を国民の点数かせぎのような子供手当てだとか高速無料化などに使ってほしくないと僕は思います。まぁそれによって一時的な恩恵を受けることはあっても、決して長続きするようなものではありません。もっとこの国が将来発展できるバイオ技術やエコ技術を助成することにすべてをつぎ込むぐらいの気迫がほしいものです。

今日はこの辺で。おやすみなさい。
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