”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話・・・生き方編(1)

2006年03月05日 23時19分36秒 | ビジネス
3月5日(日)
昨日は越前海岸で蟹を食べ、日本海を見ながらの露天風呂にはいり、崖に自生している水仙を見ながら海岸どおりをウォーキングし、言うことない一日でした。たまにはこんな贅沢もいいですよね。名古屋から高速の路線バスが出ていて、結構格安でしかも客がほとんどいないため貸切バスと同じで最高でした。一つ難点は途中で買物とか休憩とか自由にできないことですが、あまり苦にはなりませんでした。とにかくお薦めです。今年はもうシーズン終了なので来年みなさんもどうぞ。

さて今週からは何の話をしようか今迷いながら書いています。そして決めました。ちょっと骨っぽいですが人間の生き方についていろいろ本をよく読んでいるのでそんな中から自分の気に入っている話を書いてみたいと思います。
最初は老子です。僕は老子が好きで何冊かいままで読んできました。多分みなさんも”無用の用”とか”上善は水の如し”などよく耳にする言葉だと思います。老子は無為自然の思想などと言われますが、大自然のいとなみは神が創った訳ではなくおのずとそうなっているのだと言った思想です。その根源を道(タオ)と言っています。まぁそんなむずかしい話は後回しにして今日は老子の言葉の中から一つ紹介しましょう。

「信言は美ならず。美言は信ならず。善なる者は弁ならず。弁ずる者は善ならず。知る者は博からず。博き者は知らず。聖人は積まず。ことごとく以って人の為にして、己いよいよ多し。天の道は利して害せず。聖人の道は為して争わず。」

簡単に言うと信実のある言葉には飾りがない。飾り気の多い言葉には誠がない。立派な人間は多弁ではない。多弁な人間はほんものない。明知の人は物知りじゃない。物知りは明知に欠ける。タオを会得した聖人は貯めこまない。ことごとく人の為に分かち与え、自分はますます豊かになる。天の道はすべてのものを利して、損なうことはない。タオを会得した聖人の生き方は、人の為に尽くして、人と争うことはしない。 (講談社現代新書「タオ=道の思想」林田慎之助より

なんとなく意味がわかればいいと思います。これから、いろいろな生き方の参考になる話を引用していきます。今日の引用は比較的分かりやすいと思います。いい言葉ですが自分ができているかと聞かれれば”いまだ達せず”と言うしかないのですが。
今日はこの辺で。
コメント
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