西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

自主独立のワーキングシェアの生活を

2008-12-19 | 時論、雑感
今度のアメリカ発の「サブプライムローン」破綻からの世界不況は、アメリカに世界の金が流れ込み世界の需要を引っ張っていた今までの構造が崩れたことを意味する。アメリカ依存から自主独立に転換すべきだ。

もうアメリカは世界中から借金できなくなった。だからドル安になっている。自動車のビッグ3も潰れかけている。

そして、この世界不況なので日本でも消費が縮減し「リストラ」が進んで雇用不安が大々的に起こっている。どうしたら良いのか。

第一にアメリカ頼りの経済運営はやめるべきだ。成長経済は諦めて堅実経済に転換、所得向上第一のライフスタイルも転換、健康追求、文化堪能などに生活目標を置く。だから消費も横ばいで良い、場合によっては縮小もやむをえない。所得も生活できる範囲で低下も辞さない。その分、失業者を救うワーキングシェア(労働分担)を行う。

リストラで失業者が増えても消費需要が増えないのだから仕事も増えない。だとしたら、皆が働くにはワーキングシェアしかない。食うために耕作放棄地を有効に使うこともする。農業に人口を移動させる。