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西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

すててこ

2005-12-15 | 生活描写と読書・観劇等の文化
ここ数日は凄い寒さだ。郷里の金沢でも「大雪」の模様だ。こういう時、私はズボン下に「すててこ」をはく。辞書によると、「すててこ」とは「ズボン下の一種。さるまたより長く、膝(ひざ) の下あたりまであるもの」のようだ。材質は綿である。記憶では子ども時代からずっとはいている感じだ。ところが、最近は若者は「すててこ」を着用しないようだ。しかし、今日、家内が9歳の孫(男の子)のために「すててこ」を安かったからと買ってきた。娘に電話したら「恐らくはいてくれないだろう」と言う。変な格好だと「いじめ」の対象になりかねないようだ。
でも、文明的に考えると部屋を暖房で温かくするエネルギーを使うのなら、それをセーブして厚着で乗り切るほうが地球環境に優しい生活だろう。ウオームビズならぬウオームホームである。(写真は、すててこ)

コーポラティブ住宅、「つなね」の事例

2005-12-15 | 地域居住学
今日の「地域居住学Ⅱ」(3回生)では、都市でのコーポラティブ住宅が出てきた背景、そのやり方、メリット、課題等を述べた後で、私も一応「住んでいる」奈良市朱雀二丁目(最寄の駅は近鉄・高の原)のコーポラティブ住宅「つなね」を事例として、その発想から住み始めの4年間(1996年~2000年)について概略述べた。4年間の「住宅大学」とでも言えるものだった。色々の勉強会やイベントのこと、「陣取り合戦」のこと、「つなね」の意味等にも触れた。「最後に庭木の共木・個木の決定のこと(柿に楠 欅にコブシ かきくけこ)」も述べて「落ち」をつけた。奈良女子大の中庭の通りには「欅通り」と「桜通り」がある、と説明したが、全員知らなかったのには驚いた。先ず自分たちの「庭」の木から覚えて欲しいものだ。午後に時間があれば、「つなね」見学しようと思ったが、彼女等は設計製図のエスキース(仏語Esquise、英語ではSketch)チェックがあり、夕方はクリコン(ブログ12月3日参照)で「駄目」と言う。瀬渡章子先生に連れて行って貰いなさい、と勝手に言っておいた。瀬渡先生、宜しくね。