昨夜は飲み会が楽しかったとご機嫌で帰宅した息子のお喋りに付き合い、その後ダラダラとドラマの録画を視ていたら、夫が珍しく眠くなったとみえて早々と先に入浴して寝室に行ってしまった。慌てて私も入浴したけれど、結局日付が変わってしまった。
今朝、スマホアラームと目覚ましが鳴って、すんなり起きる。
朝食の支度を終え、今日はSさんのオンライン瞑想ヨーガクラス、8月初回。瞑想ヨーガ基本の動きの回だ。Sさんからは、「ヨーガでは太陽の光をお腹から食べるともいいますが、エネルギーが上がりすぎると逆にぐったりして胃腸の調子も悪くなりますので、エネルギーを戻しながら行いましょう」とのこと。
ॐ(オーム)を3回唱えてクラスがスタート。うまく進んでいると思えることも、そうでないと思えることも、全てのことが最善に進んでいることを改めて確認しています、いうガイドを聴きながら腹式呼吸法から完全呼吸法へ。
正座になって大空と大地への挨拶。帰命敬禮の動きだ。続いて両手を左、右にそれぞれ伸ばして脇から脇腹へと気持ち良く伸ばす。うつ伏せになった後は、起き上がってコブラのポーズ。
続いて生命力そのものと言われる蛙のポーズへ。割り座になって座り、親指と人差し指で輪っかを作って呼吸した後は、両手を後ろに上げて折り曲げ首の辺りに置いたまま、完全呼吸法を続ける。戻って楽に呼吸。
障害物を取り除き、成功に導くガネーシャオームのキールタン。私の大好きなガネーシャのキールタンはいくつか教えて頂いているが、今回は初バージョン。今月も長いキールタンなので3回に分けて練習していくとのこと。最後は皆で1度オームを唱え、定刻を4分ほど押して終了。
その後はいつものように感想や質問があれば、とのことで、皆次々にミュートを外して発言。
Mさんからは「身体が筒のようになった気分だった。」とのこと。Sさんからは「瞑想でそのように感じるのはとても良いこと」とのコメント。他に膝が痛いが、という訴えには痛くないことを優先するようにというアドバイスがあった。
Yさんからは「キールタンが良かった。楽しい気分になって整った感じ。」とのこと。Sさんから「まだ続く長いキールタンだが、最後はお祭りのようになって、盛り上がる、踊り出したいようになるかも」とのこと。
私も「初めてのキールタンで次回以降の続きが楽しみ」とコメント。
Hさんからは「後半の両手を後ろに上げての完全呼吸法は初めてで、きつかったけれど、手を戻した時、首が伸びた感じ」。
Sさんからは「筋肉の緊張が強いが、どこがそうなのかわかりやすかった」とのコメント。Sさんからは「どこが固いのか自分でわかるのは凄いこと」というコメント。
Mさんからは「キールタンが楽しかった。自分で瞑想すると色々なことが出てきてしまうが、今日はすーっと静かにいられて癒された」とのこと。
Nさんからは「蛙のポーズがただただ心地よかった。足が痛かったが、蛙になり切った感じ」とのこと。Sさんからは「インドでは蛙は生命力そのものと言われている。気持ち良いポーズだ」とのコメント。
ご挨拶後、皆さんが退出される。片付けを済ませたら、夫が起きてきて、息子を起こし、3人で朝食を摂る。
既に日が高く、今日も暑くなりそうだ。
息子は高校野球の準決勝に解説を加えつつ、ほどなくしてデートに出かけた。
静かになったところで、明日の瞑想ヨーガクラスのレッスンプランを仕上げたり、溜まった日記を書いたり、寝具類の洗濯をしたり。
土曜日は夕方からT先生のビギナーヨガに出席しているが、今日は夕方からのお出かけの時間に間に合わないので欠席。昼の別のクラスに行って帰ってきて、というのも忙しいので家でのんびりすることにした。
昼は夫が韓国の辛いラーメンを作ってくれた。鼻水が出るくらいの辛さだけれど癖になる美味しさだ。
洗濯を干したのは遅かったが、ほぼ乾いて取り込む。それにしても暑い。
出かける前に夫も私もシャワーを浴びる。子どもの頃は毎年秋の遠足で訪れていた高尾山に20年振りに訪れ、ビアマウントで息子たちに合流することになっている。
バスで30分弱揺られる。夫は降車駅まですっかり眠りこけ、彼女のお土産に用意した、故郷から送られてきただだちゃ豆入りの保冷バッグを荷物置きに置いたまま慌ててバスを降りる。私が「また忘れた!」と戻って回収。本当に人騒がせな人だ。一日一善ではなく、一日一忘れ物。嗚呼。
予定通りの電車に乗って、終点高尾山口まで。この線に乗ってこの駅に降りたのも20年ぶりくらいか。綺麗に改修されて温泉が駅と直結している。
道なりに歩いていくと洒落たカフェ等も。夕方とはいえ、まだまだ涼しくは感じない。ケーブルカーの清滝駅に到着し、往復券を買って息子にLINE連絡。彼らは薬王院から待ち合わせ場所に向かうのであと20分ほどで到着とのこと。ケーブルカーあおば号は満員御礼。日本一急勾配のケーブルカーで、進行方向と逆に座っていたので、あわやずり落ちそうになる。乗車時間6分で頂上駅に到着。
ここから道なりに歩いて、ビアマウントへ。長い階段を登り、もうすぐ入場のタイミングで2人と合流。支払いを済ませ、まずは席を確保する。チケットには入場打刻がされ、お皿券と飲み物券がついている。2時間飲み放題食べ放題だが、時間を1分でも過ぎると自動延長となり延長料金が発生するという結構シビアなシステムだ。
一番見晴らしがよさそうな屋上の席を確保して、私は先ずは荷物番をして3人が飲み物や食べ物を取りに。夫が気を利かせて私が好きそうな食べ物を取ってきてくれたものの、残念ながら触手を動かされるものがあまりない。沖縄フェアやハワイアンステージ等も行われていて、会場は皆楽しそうで、かなり賑やかだ。夜のお出かけは久しぶりだし、こうしてお酒を飲む賑やかな場所に来るのも本当に久しぶり。賑やかな席から母にMeet通話。3人にも登場してもらって暫しご機嫌伺い。今日は無事に健康診断に行けたようだった。
ブルーシールアイスクリームやかき氷、デザート等も頂いて2時間はあっという間。彼女と会うのは2回目の夫もすっかり打ち解けた感じ。息子は終始ご機嫌で笑い声が絶えない。
食器を返して、さて帰り支度。そのままケーブルカーに乗らず、せっかくなので、と薬王院をお参りをしていくことに。
折しも今日から1週間、薬王院がライトアップされるという。さらに“灯りの巡礼”夕涼みライトアップと称して、今日だけ薬王院の参道から仏舎利塔までLEDキャンドルが灯されていた。仏舎利塔はブルーにライトアップされ、柴燈護摩が炊かれていた。美しいLEDキャンドルのブルーがなんとも幻想的。中に入ってお参りもさせて頂いた。
そこから薬王院まで再び歩く。長い階段を見て、これはとても登れないと坂道をチョイスして歩く。こちらもライトアップされ、門に設えられた沢山の江戸風鈴の音がとても涼し気だ。境内に入ると、天狗の像が2体。赤と緑で季節外れのクリスマスカラーにライトアップされている。若い二人はポーズをとって写真撮影。
ライトアップは20時までで、本当にその瞬間、辺りは真っ暗になった。いきなり足元がおぼつかなくなる。彼女がスマホのライトを照らしてくれて助かった。
下りは階段を降りたが、ここで転んだら大変、と手すりに捕まってゆっくりゆっくり。途中で膝が笑ってしまう。見晴らし台からは遠く都心方面の夜景が美しい。夜の高尾山は生まれて初めて。途中少し雨がぱらついて心配したけれど、なんとか無事にケーブルカー乗り場まで戻ってこられた。1台目のもみじ号に無事乗り込めて、4人とも席を確保することが出来た。
高尾山口駅ではタイミングよく特急電車の発車に間に合い、夫と私は来た時と同じ駅で降り、バスの乗り換えが2分というちょっとタイトなスケジュールも無事乗り越え、自宅最寄りの停留所まで戻ってきた。
ケーブルカーに乗ってから家まで1時間半もかからず。正味6時間のお出かけで、ふくらはぎが痛むほど実によく歩いたと万歩計を見ると8,500歩ほどだった。
息子は彼女を送ってから帰宅するとのこと。どこにも行かなかった今年の夏休み、ハレの1日になった。