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ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2023.8.6 エンハーツ43クール目 さらに減量39回目投与後11日目のこと ついに実家断捨離着手

2023-08-06 23:56:07 | 断捨離

 昨夜は、炎天下のプール遊びで真っ赤に日焼けした息子の帰りを待ってから入浴。またしても日付が変わってしまった。
 
 今朝、日曜日仕様の目覚ましでノロノロと起きる。夫はいつも通りに目が覚めてしまったといい、リビングで冷房を効かせて二度寝をしていた。
 3人で朝食を摂っている間、洗濯機を廻す。いいお天気だが、台風の影響か雨が降る予報も出ている。食後、ベランダ一杯に洗濯物を干す。

 キッチンのレンジ台を空っぽにして外に出す、というのが午前中のミッションだ。レンジ台は当然重いので、夫と息子が2人がかりで玄関の外まで。久しぶりにキッチンのはめ殺しの窓が姿を現す。明るい。ずっと掃除が出来なかった窓周りの汚れがかなり強烈だ。あれこれ小道具も駆使して必死に掃除。

 作業をしている途中でいきなり雨が降り出す。慌てて洗濯物を取り込む。タオル類は乾燥機に入れ、その他は浴室乾燥に廻す。お天気が不安定だ。

 本来はレンジ台を撤去したらそこには何も置かないつもりでいた。が、新しい食器棚にレンジ台が着いたことで、収納スペースがかなり減り、はみ出したモノがある。それを収納する戸棚がやはり必要だが、幅はとにかく狭くして、レンジへのアクセスを良くしたい。大きさ的には今、お手洗いに置いてある戸棚で十分だ。
 油汚れも覚悟すれば、このスチール製のものを置いて必要十分ならばOK。
 床や壁を掃除して、お手洗にある戸棚を仮置き。大きさ的にはとても良い。ひとまず今はみ出しているモノを入れてみる。
 夫も息子も汗だく、当然私も。3人で順番にシャワーを浴びたら、もう出かける時間だ。

 息子が車を取りに行く。晴れたと思うとまたザーッと雨が降ってくる。天気雨のようだが、雲の動きが早い。
 ケーキ屋さんに寄ってお土産を調達しながら、実家を目指す。到着したらちょうど母が門まで出てきていた。そのまま母を車に乗せて、予約した鰻屋さんまで。
 今日も「予約で完売しました」の看板が出ており、店の外の待合には大勢の人たちが待っている。突然雨が降り出す。ものすごい湿気だ。

 隣接した駐車場に車を止め、待合椅子に座る。皆予約客だが、時間が読めないので席が空く迄待つことになる。これまでは大抵15分から20分程度で入店出来たが、今回はタイミングが悪かったのか、季節的に繁忙期だからなのか、50分ほど待ってようやく入店出来た。途中で雨が降り込んでくるほどの強い降りで落ち着かなかったが、皆さん実に根気よく待つ。
 ようやく入店し、鰻重とうまきやうざく等を注文し、美味しく頂いた。

 その足で、昨日訪れて現品がなかった家具屋さんの別店舗へ移動。ここには現品があるとのことだったので、その確認と購入が目当てだ。売り場にはもう1点幅が10センチ広いが、仕様が良さげなものがあった。とはいっても、大きなモノを置いては何のためにレンジ台を撤去したのかが分からない。
 いずれにせよ取り寄せとのことで、ネット注文も出来ることを確認出来たので、ひとまず帰宅してから、どのくらいの幅だとどのくらいの動線が確保出来るのか、を確認してから注文することに。

 実家に戻り、母から頼まれた市からの書類を記入し、その他の書類をチェックする。
 買ってきたケーキで皆でお茶。
 ざっと家の中の収納状況を見て、がっかりする。母にはこの数年間ずっと要らないものを処分するように繰り返し繰り返し伝えてきた。特にサ高住のウエイティングをしてからは引っ越しがリアルなことになっているので、本気で進めてもらわなければ困るわけだ。
 私も断捨離して終活を進めていることも話しており、母も十分わかっている、進めている、とのことだったが、実際見れば押し入れも箪笥も食器棚も何一つ片付いていなかった。父のネクタイすらそのまま吊るしっぱなし、であった。

 先週の断捨離番組の、一人娘と夫に先立たれた母の図とシンクロして脱力してしまった。母の名誉を尊重して直接手を出さなかったが、これはもう埒が明かない。ひとまず食器棚を30分一緒に断捨離することにした。
 自分でやると言うが、それを待っていたらどうにも始まらない。まずは指定のごみ袋を出してもらう。

 引き出しを開ければ、フォークやナイフ、スプーンが5セットどころか10セット以上転がっている。しかも全て輪ゴムでまとめてあり、使っている形跡は全くない。つまり種類ごとに束ねて取っておくだけ。使わない、けれど捨てるのは勿体ないから、という理由だけでただただ収納しているのだ。
 半世紀以上引っ越したことがない、つまりその間中ひとまず置くところがあるから置いていく。溜まっている一方なのである。
 食器棚もしかり。1人暮らしなのに5客セットの茶器やティーセット等が溢れている。殆ど使っているのを見たことがないものばかり。私が子供の頃に使っていたグラス等も6客セットそのまま埃を被ってただただ奥の方に押し込まれている。父が亡くなって7年以上経つのに誰も飲まない徳利やらぐい飲み、ビールグラス等もご丁寧に取ってある。
 一つ一つ、これは要らないよね、これは使っているの?と訊いてごみ袋に入れていく。それでも「これは取っておく」と何度も抵抗されつつ、である。

 それでも30分の荒療治で大きなごみ袋2つ分が一杯になった。とても重くて自分でゴミ出し場に持っていけないだろうからヘルパーさんに運んで頂くことにした。
 何度もやろうとしたが、どうしていいかわからない、捨て方がわからない、ごみの分別が色々難しくてわからないというが、つまりはもうそんな気力がなかったのかどうか。

 時間切れで実家を後にして息子には最寄り駅まで送って貰った。
 2人と別れ、私はヨガスタジオへ。

 久しぶりにA先生のアロマビューティヨガのクラスに参加した。今月の香りはヒノキ。日本の夏をイメージだそう。23,4名の参加者。45分クラスだったが、骨盤底筋に良くアプローチし、気持ち良く身体を動かしつつたっぷり汗をかいた。やはりA先生は教え方が上手。
 シャワーを浴びて、粗大ごみ券をコンビニで調達して帰宅した。

 洗濯物を畳み、夫に素麺を茹でてもらって夕食にした。
 母にはMeet通話で今日の総括の話をしつこくもう一度。やり方が分かったとのこと。つまり自分がこれまでにやれたことは、何枚かの洋服と布団をヘルパーさんにお譲りしただけ、ということも認めた。
 今日はおかげで食器棚がスッキリしたので、引き出しも軽くなったし、スプーンも探さないでよくなったとのこと。まあ、これで少し自力で出来ればよいのだけれど。

 ということで、まだまだ自身の家の断捨離が終わっているわけでもないが、とうとう実家の断捨離にも着手した。
 Mさんにはレンジ台を運び出して、小さな収納を置いて台所の窓が見えるようになった写真をお送りしたら、とてもびっくりされていた。水曜日にはまた来訪して頂く予定である。


コメント
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