ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2011.4.28 「乳がん夜間学校」受講開始

2011-04-28 18:11:05 | 日記
 朝日新聞社の医療サイト「アピタル」が先週1周年を迎えたことで、新企画、インターネット動画番組「アピタル乳がん夜間学校」が始まった。最近乳がんになる方が増えており、治療や予防について正しい情報をわかりやすくお伝えしよう、という試みだという。
 ご存知の方も多いかと思うが、以下サイトから転載させて頂く。

 ※ ※ ※ ※(転載開始)

 乳がんについて正しい知識を知ってもらい、少しでも患者さんたちの不安を和らげたい――。こんな思いから、アピタルは、乳がん夜間学校をスタートします。毎月第三水曜日の夜、午後9時から1時間半を掛け、2コマの授業をアピタルトップページ(http://www.asahi.com/apital/)で、ライブ中継をします。時間になれば、自動的に動画画面に切り替わります。

 講師陣は、乳がんの治療や研究でトップクラスの医師の方々です。4月にある初回(20日夜)の授業は、「乳がんについて知っておくべきこと」をテーマにしました。この回は、聖路加国際病院ブレストセンターの山内英子センター長が担当します。毎月違うテーマを取り上げます。乳がんの原因、手術、放射線治療、病理、ホルモン剤や抗がん剤、分子標的薬といった薬物療法、さらに、心のケアもテーマとしていきます。1年を掛け、計12回で乳がんの全体像がわかる構成にしました。
 授業は、毎回2コマ。1時限目は、先生から専門のお話をうかがいます。2時限目は、アピタル編集長の平子義紀と、モデルのMAIKOさんが加わります。先生の説明の中で、専門用語をどう考えるとわかりやすいか、患者の不安、生活はどう変わるか、などについて、突っ込んだやりとりをします。MAIKOさんは、乳がんを発症、手術を受けた乳がんサバイバーです。平子の代わりに、乳がん体験者で美容ジャーナリストの山崎多賀子さんが担当する授業もあります。
 2時限の授業のあと、ほんのちょっとした「放課後」があります。ちょっとした息抜きになります。
 夜9時スタートというのは、2つの面から考えました。まず、講師陣の方々は、昼間は診療に当たっていることが多く、これだけの顔ぶれにそろっていただくのは、かなり手間のかかる作業です。そのため、比較的時間の取れる夜間に設定しました。一方、乳がん患者の方々も、お仕事をもっていらっしゃる方も多いでしょう。このため、夜間の方がじっくり観ていただけると判断しました。
 患者やご家族の方に限らず、知人や職場に体験者がいらっしゃる方もどうぞ、ご覧になってください。また、中継中は、ツイッター #bcnight で、ご意見やご質問をお寄せください。つぶやきは、番組の中で使わせていただくことがあります。
 第1回がある4月20日は、1年前にアピタルがスタートした「誕生日」でもあります。1周年を迎えるアピタルは、これからも「患者のための医療サイト」として、役に立つ情報の発信に努めます。これからのアピタルに、どうぞご期待ください。

 (転載終了)※ ※ ※ ※

 年間スケジュールは下記のとおりだ。

第1回 4月20日 乳がんについて知っておくべきこと 山内英子先生 聖路加国際病院・乳腺外科
第2回 5月18日 乳がんの原因と予防・検診・診断について 土井卓子先生 湘南記念病院・かまくら乳がんセンター
第3回 6月15日 乳がんの手術について 中村清吾先生 昭和大学医学部・乳腺外科
第4回 7月20日 乳がんの放射線治療について  唐澤久美子先生 順天堂大学医学部附属順天堂医院・放射線科
第5回 8月17日 乳がんの病理について  堀井理絵先生 がん研有明病院・病理部
第6回 9月21日 乳房の再建について  岩平佳子先生 ブレストサージャリークリニック
第7回 10月19日 乳がんの薬物治療(ホルモン剤)について  佐治重衡先生 埼玉医科大学国際医療センター・腫瘍内科
第8回 11月16日 乳がんの薬物治療(抗がん剤)について   佐々木康綱先生 埼玉医科大学国際医療センター・腫瘍内科
第9回 12月21日 乳がんの薬物治療(分子標的薬剤)について  清水千佳子先生 国立がん研究センター中央病院・乳腺・腫瘍内科
第10回 1月18日 乳がんの再発後の治療について 清水哲先生  神奈川県立がんセンター・乳腺内分泌外科
第11回 2月15日 乳がんの心のケアについて 大西秀樹先生  埼玉国際医療センター・精神腫瘍科
第12回 3月21日 乳がんのサバイバーシップについて  桜井なおみ先生 NPO法人・HOPEプロジェクト

 初回は、おりしも通院日。一日仕事の治療にかなり疲労しており、夜9時からのライブ中継を見損なってしまった。(やはり、投与当日には帰宅後家事とブログ更新だけで精一杯であり、+αの1時間半の間PCの前に張り付くのは情けないが、正直厳しい。)残念に思っていたところ、メール会員であるため、先日その動画が送られてきたので拝見した。

 こんな取り組みが始まるほど、患者さんとそれを支える家族、医療関係者の数はどんどん増えているのだな、と実感する。そして、私が初発手術をした6年以上前に比べて病理等がどれだけ進歩したのかも、痛感する。
 講師の先生方はこれまでも講演会等で話を伺ったことのある、または記事を読んだことのある錚々たるメンバーばかり。
 来年の3月21日まで、後追いでも良いので、出来る限り聴いてみたいと思う。

 さて、昨夜の雨風がうそのように今日の朝はいいお天気。ようやく今の季節らしい気温だ。雨が降ったせいで緑が一段と眩しいほど輝いているし、鳥のさえずりも気持ち良かった。
 通勤路では、鈴蘭のような白のドウダンツツジが可愛らしく咲いている。紫外線も本格的に強くなってきているから、ちゃんとUVケアをしなくては・・・、と思うほど。

 さすがに昨日の投与で体調は本調子ではない。お腹の気持ち悪さから食欲がいまいち。食べてもお腹がすいてもいつもお腹の中をぐちゃぐちゃかき回されている感じだ。それでも昨夜は足も攣らなかったし、不眠もそれほどでもなかった。

 そしてなにより明日から3連休。体調と相談しながら目いっぱいリフレッシュしたい気持ちの良い季節である。




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