ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2024.5.21 治療前日 家事諸々を済ませた後は前日検査 心エコーと採血

2024-05-21 21:59:42 | 治療日記
 昨夜は、ブログアップ後、録画したドラマを視て今日が出勤の夫に一番風呂を譲ってから入浴。手足のケアを終え、日付が変わってほどなくベッドに滑り込んだ。

 今朝はスマホアラームが鳴る一時間前に目が覚める。ちょっとウトウトしたかと思ったら平日仕様のスマホアラームが鳴り、頑張って起きる。リビングに行くと、夫は朝食を摂り始めていた。
 外はいいお天気で洗濯日和だ。気温もかなり上がるという予報。夫がタオル等を使ってから洗濯機を廻す。夫を送り出し、洗濯が出来上がる迄溜まった日記を書く。洗濯が出来上がったタイミングで朝ドラが始まり、干しながら視る。働く女性の悩みは昔も今も殆ど変わっていない。
 洗濯物をベランダに干し終わり、新聞を読みながらゆっくり朝食を摂る。

 洗濯物は昼過ぎにはカラリと乾き、取り入れて畳み、収納を終える。遅いランチはレンチンパスタとフルーツゼリーのいつものパターン。

 前泊の準備をして身支度を整える。夕方の検査に備えて、家を出る。
 車内のお供は中島京子さん、角田光代さんらの「いつか、アジアの街角で」(文春文庫)。
 帯には「あの町空気が呼び起こす遠い記憶と、かすかな希望、そして・・・人気女性作家6人の競作」とある。あんなに好きだった東南アジアへも随分長いこと訪れていないな、また行きたいな、と思いながら手に取った。中島さんの作品から読み始め、あっという間に小説の世界へ彷徨う。

 順調に病院最寄り駅に到着する。
 今日は、久しぶりに岩盤浴と温泉付きホテルを予約した。脱毛中ではあるが、ケア帽子と脱毛時用の黒いヘアキャップを持参した。脱毛中だからといって大きなお風呂に入るのをずっと我慢するのはやはり哀しい。さもなければこのまま一生大きなお風呂に入れないということになってしまいそうだ。5階のダブルルームにチェックインし、荷物を置いて身軽になって病院に向かう。
 
 病院に到着し、受付のIDカード機を通す。そのまま採血・生理検査受付へ移動する。さすがに遅い時間なので、待合椅子はガラガラだ。
 採血受付機前でピンク色の受付番号表を取る。今月は2回目の通院で、今回はマーカー測定あり。5本の採血。若い男性臨床検査技師のTさんが担当。刺す時も抜く時も殆ど痛まず、ラッキー。
 お礼を言って採血室を後にし、止血をしながら生理検査受付に。昨年10月初め以来7か月半ぶりの心臓超音波検査予約時間までまだ20分あるが、すぐに中廊下へ移動するように言われる。

 中廊下の待合椅子に座ると、検査予約時間の15分前に男性技師さんから名前を呼ばれ、検査着に着替えて少し薄暗い検査室のベッドに横になる。いつもながらなんとなくぼんやり眠くなってくる。名前、生年月日を訊かれる。
 頭と背中に枕。最初は左を下に横になって、左手は上に、右手は腰に下げて左胸を、続いて背中の枕により寄り掛かるように身体を開いてプローブで押される感じはするが、普通に呼吸を続ける。
 最後は仰向けになって鳩尾からお腹の辺りもプローブで押されながら普通に呼吸を続ける。20分弱の検査が無事終了した。温かいおしぼりを渡され、着替えを済ませ、お礼を言って検査室を後にした。         

 腫瘍内科会計経由で総合会計窓口へ。久しぶりに化学療法認定看護師のOkさんの姿を見つける。暫し待合椅子で現状報告。痩せた?と訊かれる。同じ認定看護師のKrさん情報で、イタリア旅行に行けたことも喜んで頂き、息子の結婚話等もお話する。10分ほど待って自動支払い機にIDカードを通す。今日の検査代7,000円弱をカード払い。病院滞在時間は50分足らず。
 
 ホテルに戻る前に、院内のカフェに寄り道してカフェラテとレモンパウンドケーキで水分と糖分を補給。コンビニで明日の朝食等を調達して部屋に戻った。カツラを外しリラックスして暫し休息を取る。食事も甘い物も我慢せずに摂りたいように摂っているが、ようやく体重が44kgを割らないようになった。

 母にMeet通話。今日は、ヘルパーさんがいらして、午後は庭が花盛りの実家に行って、咲き始めたストケシアを切って玄関に飾ったそうな。また、駅前ショッピングモールのスーパーで少し買い物をしてきたそうだ。水分もしっかり摂っているので、大丈夫とのこと。

 当てにしていたレストランがクローズになっていたので、バランス良く野菜たっぷりのお弁当を買い求め、部屋に戻って頂いた。その後、岩盤浴(貸し切りだった)でたっぷり汗をかき、大きなお風呂で手足を伸ばし、サウナにもちょっと入ってスッキリさっぱり。よく眠れそうだ。

 明日はドセタキセル4回目プラスフェスゴ5回目の治療だ。前回からドセタキセルを6割減量にしたので、副作用はありながらも1週間の沖縄旅行に行くことが叶った。これ以上の減量はないだろうが、諸々の不調を抱えながらこのままあと何回続けられるのかは神のみぞ知る、である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする