ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2024.5.18 フェスゴ4回目+ドセタキセル3回目(6割減量1回目)+ジーラスタボディポッド3回目17日後のこと 旅は最終日 朝のオンライン瞑想ヨーガの後、無事帰京

2024-05-18 23:02:01 | ヨガ

 昨夜ブログアップ後は入浴し、今日の早起きに備えて手足のケアを済ませ、早々にベッドに入った。
 明け方、夫がもぞもぞしていて目が覚めてしまう。あと小一時間は寝ていられたのに・・・。それでも6時間は眠れたか。身支度をして朝のオンライン瞑想ヨーガ参加の準備を整えてから夫を起こす。お腹は快調だ。
 外は薄曇りだ。5月初回、瞑想ヨーガ基本の動きの回である。

 今日は初参加の方もいらしたので注意事項説明の後、Sさんから今日のヨーガの智慧がシェアされる。
 今日の智慧は、“感情は私ではない”。1月から“本当の私とは何か”についてヨーガ的視点から説明を受けている。世界は大きなエネルギーから作られており、私たちは純粋な愛で出来ている、本当の私の姿は純粋な愛だ、というものだ。
 世界の大元は、世界が創られた前から変わらずにある。自然が肉体や心を作り、私達(の本質)は肉体に入って歩き、動いているが、私達の本質は汚れること、変わることはない。しかし、身体は移り変わるもの。生まれて成長し、老いて死に、土に帰る。感情はやってきて必ず変わるものだが、本質は愛だから変わらない。
感情は変わるものゆえ本当の私とは違う。何故感情があるかといえば、愉しんで経験して学ぶためにある。本当の私は愛だ、と思い出すために感情(快・不快)がある。感情は愉しみ、経験するためのものと知れば、気楽さが全く違う。感情(怒り、怖がり等)は本当のあなたではない。自分を観察することからスタートし、変化を楽しむと良い。
  
 オームを1回、シャーンティを3回唱える。胡坐で座って手を挙げて手の平を自分の方に向け開いて降ろす、をゆっくり繰り返す。両手を頭の上に上げ、右手で左手首を持って右に倒れる、角度を変えて伸ばす。一息ついて休む時間が大切だ。続いて四つん這いで爪先を立て、足指をじんわり伸ばす。ダウンドッグで足踏み。身体がじんわり伸びるのが気持ち良い。
 四つん這いを経由して楽に座ってブラーマリー呼吸。4月からの新生活で緊張が続いている時、リラックスを引き出してくれる呼吸法だ。会陰、下腹、喉のバンダを締めて行う。最後のキールタンは障害物を取り除き、幸運をもたらす、障害を乗り越える力をもたらすガネーシャ オーム。
 ラストは皆でオームを1回、シャーンティを3回唱えて終了。

 もう一つの智慧のシェアは、新しい環境でコミュニケーションの助けになるものはあるか、という質問がきっかけから生まれた。人とコミュニケーションをとる時の基本的な姿勢は、「家から出て外で人と関わる時には外着に着替え、心には部屋着を着せて寛いだ気分で行くこと、家に帰ったら部屋着になるが、心は正装して家族に対し礼儀正しくあること」。

 いつものように「感想や質問があれば・・」タイム。
 Nさんは「リラックスしたいが緊張している自分がいる。なかなかリラックス出来ない。」とのこと。Sさんからは「リラックス出来ない時は、あなたは相手に好かれていると感じなさい、相手が自分を好きで当然と考えなさい、人は、人のことを愛さずにはいられない、が前提」とのコメント。
 Hさんは「クラスの前、体調はバッチリと言ったが、この2週間、目の周りが傷み、頭痛を解したいとクリニックに行った。緊張しているので湿布をすればよい、と言われた。リラックスして愛されていると思うようにする」とのこと。Sさんからは「季節の変わり目、人は緊張する」というコメント。
 初参加のYさんは「人間関係で嫌という気持ちをどう流せばよいか知りたい。胸に溜まる感じだ。」について、Sさんからは「物理的に背骨を動かすと良い。バスタオルを丸めて肩甲骨の間に入れて寝っ転がる。反ったらチャイルドポーズで口からゆっくり息を吐く。溜まったものが出やすくなる。その場でやりたいなら、首を真横にして口から吐くでもよい。子どものように足を床にドンとやると全身のモノが抜ける。飛ぶのも良い」とのアドバイス。
 私は「ブラーマリー呼吸でとてもリラックス出来た。疲れていたのだと気付いた。ガネーシャのキールタンも歌えて良かった」とコメント。
 4年振りの参加というYさんからは「気持ち良く感度がアップした感じがした。4年で自分も成長した。癒しの時間だった」とのコメント。
 Jさんからは「ガネーシャで整った感じ。また頑張りたい」とのコメント。
 Sさんからは7月から産休に入ること、産休中の受講についてお話があってからお開きとなり、お礼を言って退室。
 次回4月3回目は来週火曜日。ご挨拶をして退室した。次回は来週金曜日だ。

 着替えを済ませ、階下のレストランへ。さすがに6日連続で殆ど代わり映えのしないブッフェには飽きてしまった。宿泊客も大分顔触れが変わった。同じツアーの方たちにも会わなかった。
 部屋に戻り、食休みをしてからパッキングを済ませ、ゆるゆるとチェックアウト。ゆいレールで空港に向かった。
 オンラインチェックインは済ませてあるので、すぐに大きなスーツケースを預け、お土産をちょっと買い足す。さすがに朝食が遅かったのでまだランチを摂れるほど空腹ではない。空弁らしきものもなく、コンビニでおにぎりや巻き物を調達して、セキュリティを通過して搭乗口へ移動。
 夫は最後にバニラと紅芋のソフトクリームを買って来て、ちょっぴり分けてくれた。

 今日のお供はヤマザキマリさんの「ムスコ物語」(幻冬舎文庫)。
 帯には「子どもたちよ!『地球に受け入れられている』それだけを自覚して堂々と生きてほしい。」とある。表紙はイルカを視る後ろ姿の少年。19話のエッセイから成るが、おりしも訪れたばかりの美ら海水族館のエピソードがあり、興味深く読んだ。
 ご子息のデルス君は息子と同い年くらいだろうが、ヤマザキさんを母に持つ大変な人生に驚いた。あとがきにかえて「ハハ物語」を書いておられるが、さもありなんである。金原ひとみさんの解説にも大きく頷き、そして唸った。

 搭乗便は到着が遅れ、30分近く遅い離陸となった。夫に窓際席を譲り、私は読書に没頭。気流の関係で結構揺れたので食事も急いで頂き、スープをこぼさないように・・・といった感じだった。到着は15分ほどの遅れで済んだ。ターンテーブルの荷物の受け取りは夫に任せ、私は一足先に到着ロビーに出て夫からの連絡を待ってリムジンバスのチケットを買い、おやつを買う。
 バス出発までの30分弱で水分と糖分補給をしてバスに乗り込んだ。バスは満席で狭い機内と車内でずっと足を下げていたせいで足はパンパンに浮腫み、だるいこと、だるいこと。
 都心は渋滞で最寄り駅到着まで2時間以上かかった。さすがに家で夕食は作れないので駅前のイタリアンでぱぱっと済ませ、母に無事到着した旨電話をしてタクシーで帰宅した。

 1週間留守にした我が家はひとまず無事。空気の入れ替えをして、干していった洗濯物を片付け、スーツケースの中身を出し・・・と夫と手分けをして大車輪で片付けにとりかかった。洗濯物は夜干しにしたくないので、明日朝2回廻すことにした。
 明日は5月瞑想ヨーガクラスの日。疲れを残さないように早めに休みたい。
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