生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

161026 ・高橋みどりさんの遺族に対し、電通の社長はなぜ謝らないのか

2016-10-26 05:48:03 | 政治

おはようございます。生き生き箕面通信161026(2791)をお届けします。

・高橋まつりさんの遺族に対し、電通の社長はなぜ謝らないのか

 どうしても許せないのは、電通の社長もさることながら、メディアが読売やサンケイはもちろんのこと、朝日新聞や毎日新聞も「チン」として黙っていることです。

 三田労基署が、電通に対して「是正勧告」を出したのなら、それを盾にもっと早く電通の社長に明確な謝罪を果たすべきでしょう。電通の社長もただ黙って見過ごすだけでなく、なんとかこれはという口出しをしてもよさそうです。それを恐れていては、電通の鬼の首に恐れおののいたとしか思えません。それを恐れていては、メディアのプライドが泣くというものです。

 今回の自殺は、すでに過去にもありました。そんな“自殺天国”にある電通に対して、何もいわないメディア。日本はいつから寡黙の国、北朝鮮の国になったのか。


161025 ・TPPはいよいよ28日に”強行採決”する方針です。低所得者は”ジ・エンド”

2016-10-25 09:35:04 | 政治

おはようございます。生き生き箕面通信161025(2791)をお届けします。

・TPPはいよいよ28日に“強行採決”する方針です。低所得者は“ジ・エンド”

 「黒塗りのペーパーを持ち込み、これで審議しろ」とは、恐れ入ったものです。TPP(環太平洋経済連携協定)の審議はどれも黒塗りペーパーです。これでは審議のしようもない。それでも自民党はごり押しにし、10月28日に「強行採決」する方針です。

 安倍政権は、アメリカのTPP審議が「大統領選挙」で伸びているため、今のうちに日本が先を越してケリをつけておこうという態度です。アメリカは、新政権が発足するまで、どうしても批准が遅れてしまいます。

 日本はそのかわり「先を越して」批准し、アメリカに先手を取って橋を渡り、たとえばロシアとでは「例えば、2島返還」で譲ってもらう。つまり、「2島返還は、アメリカの猛反対があったから流れた」という経緯の上に立った推論です。しかしそんなにうまくいくものですかね。

 TPPは、日米の富裕層の上に立った仕掛けです。低所得者には全然関係がありません。それどころか、害あって益なし。米(こめ)はアメリカから入ってくるは、医療費や教育費はアメリカ並みにされてしまうはで、得するものはなし。

 TPPは、結局、市場原理主義に基ずくもので、裕福な層がさらに持ち分を増やすだけです。低所得者はその持ち分を増やすだけです。なんとしても潰さなければなりません。


161024 ・東京10区と福岡6区のぼろ負けは、民進党の凋落のはじまりです

2016-10-24 08:47:55 | 政治

おはようございます。生き生き箕面通信161024(2790)をお届けします。

・東京10区と福岡6区のぼろ負けは、民進党の凋落のはじまりです

 昨日10月23日の東京10区と福岡6区は、予想通り自民の圧勝に終わりました。民進党はこの間、何にもしなかったことと大してかわりません。蓮舫氏と野田氏が率いる民進党は、凋落の一途をたどり始めたように見受けられます。野党共闘を頑なに拒否することから、当たり前の趨勢をたどっているともいえます。

 その元は、連合という組織です。電力労連、電気労連、鉄鋼労連、  などの大手労組が、共産党嫌いです。民進党は「票だけはくれ。その他はいらない」という共産党嫌いで、虫のいいやり方を決め込んでいます。そして、こうした労組による“貴族”組織は、私たちの労働者とはまったく違った位置にくらいしており、労働者組織をダメにしています。結局は、自民党と一緒です。

 つい先日、新潟でおきた野党共闘を見習わなかった罰です。仮に、東京10区や福岡6区で負けたとしても、こんな惨敗はなかったでしょう。とにかく連合は、共産党が持ち出す政策をすべて潰すのだから、なにおかいわんやです。

 この年末、あるいは年明けに実施されるであろう衆院選では、民進党はさらに負けることが見えています。


161023 ・”土人(どじん)”発言は、構造的右翼の塊です

2016-10-23 09:07:52 | 政治

おはようございます。生き生き箕面通信161023(2789)をお届けします。

・“土人(どじん)”発言は構造的右翼の塊です

 “土人発言”は、日本の右翼にある根っこの中からくる塊のようなものです。それは、上から目線で、下の物を抑えつける“権力”から来るものです。

 脳科学者の茂木健一郎さんによると、「この隊員による発言は完全にアウト。しかし、この隊員に言わせた『構造』をより問題だと感じる」と言われたそうです。これは、沖縄タイムスからの引用です。

 この発言は、芥川作家の目取間俊さんに対して、機動隊員が「触るな。どこ掴んどるんじゃボケ。土人」と言ったことがわかったそうです。

 機動隊員を送った松井一郎大阪府知事は「ごくろうさん」とねぎらったそうです。

 なによりも、日本のメディアが、「おもしろ、おかしく」報道しているところが問題なのます。これは、単に機動隊員の一発言としか見ていないところに大きな問題があるようです。つまり、右翼の発言というより、日本の中に固まっているコアな部分です。沖縄は、日本と違うといった”差別“です。

 週刊女性が、吉永小百合さんが姜尚中さんの対談の中で、「高江のヘリパッド建設問題がそれほど問題なら、海兵隊を東京に持ってきたら、と思うくらい」と言っていました。

 日本は、「新しい戦前」に向かいつつあることを実感として感じます。


161021 ・放射能の雨は東京都にも降り注ぎ、皇太子夫妻の長女、愛子様でも例外ではありません

2016-10-21 10:54:02 | 政治

おはようございます。生き生き箕面通信161021(2788)をお届けします。

・放射能の雨は東京都にも降り注ぎ、皇太子夫妻の長女、愛子様でも例外ではありません

 愛子様が身体の具合が悪くなり、学業を一時中止して学習院女子中等科の運動会も休んだそうです。放射能の雨は東京都にも降り注ぎ、皇太子夫妻の長女、愛子様でも例外ではありません。これは、放射能の影響かどうかはわかりません。しかし、ちまたのうわさではどうしても放射能の影響が心配されているようです。

 もちろん、東京の人たち全員に、放射能の影響は表れているように思えます。当然、安倍首相にも、あるいは菅官房長官にも。

 そして、2020年の東京オリンピック・パラリンピックにくる人にも、なにがしかの影響はあるかもしれません。よくもまあ、こんな東京で、大規模なイベントをやるものです。安倍首相は、「私が総理をやっているのだから、影響なない」というところでしょう。

 天皇・皇后も、早く京都に引っ越しをされる方がいいかもしれない。

 もちろん、医者にしても、あるいは科学者にしても、例外ではありません。長くいればいるほど、状況は悪くなります。いまだに、東京電力の原発は、そこが抜けたかもしれないのに、その塊がどこに何があるかも分からない。日本は、東京オリ・パラにかまけている場合ではないようです。