おはようございます。生き生き箕面通信161023(2789)をお届けします。
・“土人(どじん)”発言は構造的右翼の塊です
“土人発言”は、日本の右翼にある根っこの中からくる塊のようなものです。それは、上から目線で、下の物を抑えつける“権力”から来るものです。
脳科学者の茂木健一郎さんによると、「この隊員による発言は完全にアウト。しかし、この隊員に言わせた『構造』をより問題だと感じる」と言われたそうです。これは、沖縄タイムスからの引用です。
この発言は、芥川作家の目取間俊さんに対して、機動隊員が「触るな。どこ掴んどるんじゃボケ。土人」と言ったことがわかったそうです。
機動隊員を送った松井一郎大阪府知事は「ごくろうさん」とねぎらったそうです。
なによりも、日本のメディアが、「おもしろ、おかしく」報道しているところが問題なのます。これは、単に機動隊員の一発言としか見ていないところに大きな問題があるようです。つまり、右翼の発言というより、日本の中に固まっているコアな部分です。沖縄は、日本と違うといった”差別“です。
週刊女性が、吉永小百合さんが姜尚中さんの対談の中で、「高江のヘリパッド建設問題がそれほど問題なら、海兵隊を東京に持ってきたら、と思うくらい」と言っていました。
日本は、「新しい戦前」に向かいつつあることを実感として感じます。
http://lite-ra.com/2016/10/post-2640.html
大阪では知事だけでなく、辛坊という右翼はメディアを使ってひどい報道してます。参照ください。
反対者に沖縄以外の人が来ているという声に対して、このヘリパッドも辺野古も国の問題だと言っておきながら、地域の人の賛同を問うのは大きな矛盾です。