おはようございます。生き生き箕面通信2723(160705)をお届けします。
・「黒田日銀がはまった罠」と、原真人・朝日新聞編集委員がこっぴどくやっつける
黒田日銀総裁がやる政策を、世の大方のジャーナリズムは「黒田バズーカ」などととぼけたヘナチン解説をたれこぼしていました。それにくらべると、本日7月5日の原真人・朝日新聞編集委員は、「突進一点張りで始めた無謀な賭け、しなくてもよかった作戦だった」と、一刀両断に貶しました。
なかでも、黒田氏は自分の説明責任をないがしろにしたうえ、責任の取り方をだれにもまかせようとしません。つまり、「誰が国民に日本経済の真実、金融政策の実情を正しく説明してくれるのだろうか」という肝心の問いは、ほっておかれてそのままです。
肝心なことは、「日銀の国債買い支えが安倍政権の財政規律を失わせ、消費増税の延期や過剰な財政出動を生む土壌になっていることにも口をつぐんでいる」だけです。
この編集委員は、「かつて日本軍が陥った罠に、黒田日銀もはまってしまったのではないか」と結んでいます。
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