生き生き箕面通信

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161127 ・アメリカはなぜキューバの医療費、教育費を真似しないのですか

2016-11-27 11:46:20 | 政治

おはようございます。生き生き箕面通信161127(2814)をお届けします。

・アメリカはなぜキューバの医療費、教育費を真似しないのですか

 フィデル・カストロ氏が亡くなった。90歳だった。チェ・ゲバラとともに「反米帝国主義のカリスマ」として国内外に強い影響力を保ってきました。

 1991年に後ろ盾のソ連が崩壊、それでもアメリカの裏庭でキューバは存続しました。1959年のキューバ革命から57年も頑張りました。最も大事なのは、医療費や教育費は無料です。

 フィデル・カストロは、革命当初から「人間にとって最も大事なものは、身体の健康(医療)と精神の健康(教育)と考え、医療と教育の無料化を実現」したのだそうです。その財源は、国民の平均20~30㌦といった状態のなかで生活することで、国はこのもっとも大事な医療、教育の経費に充てているのです。そして、チェ・ゲバラが、医師だったことも大きな影響力をもったようです。

 マイケル・ムーアはその「シッコ」で、キューバの医療費と教育費を取り上げました。現在のラウル・カストロ政権が終わっても、この革命の大事な根幹は揺るがないと思っています。

 むしろ、アメリカです。貧乏人は「盲腸」ひとつになっても、高い金でとても受けられません。せめて「オバマ・ケア」で救われるとしても、高い保険金にごまかされて結局受け入れられない。


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