おはようございます。生き生き箕面通信161102(2799)をお届けします。
・安倍首相の「アベノミクス」は、黒田日銀総裁がすでに「アベノミクス敗北宣言」です
安倍首相はあくまでも「アベノミクス」を貫くつもりですか。アベノミクスは満身創痍であり、「失敗」はすでに明らかな通りです。
なかでも、黒田日銀総裁が、「物価2%目の目標は18年中ごろ」と先延ばしすることになったことが決定的となりました。黒田総裁は、自分の任期中に“公約達成”ができないことを悟り、辞める決心です。
アベノミクスは、ご存知の通り、①の矢が「大胆な金融政策」。ちなみに②の矢は「機動的な財政政策」。③の矢は「民間投資の成長政策」です。ところが、どれ一つ、うまく行っているものはない。とくに、あれだけの金融ばら撒き政策をやっても、今年で3度目の失敗。大規模緩和時期からは5度目の失敗となります。つまり、いくらやっても、ダメなものはダメです。
ついでに、「財政政策」はいくらやっても、これまたダメ。さらに民間投資は、政府がいくら踊ろうと、ダメなものはダメです。結局、アベノミクスという経済政策が、ダメなものはダメと決定的な失敗政策となりました。これから、安倍首相は、「どんな政策を打ち出すのか」、みなさん、期待して待ちましょう。
「俺は負けてない、相手が勝っただけ」と嘯く姿は哀れです。
黒田は麻生ともども、早く消えてほしいものでである。
紅葉が終わり、知床の峰々が白く薄化粧して、北海道ではストーブが欠かせない季節になりました。