こんにちは。ボクのパソコンが調子が悪く、発信ができませんでした。いま、戻りましたので、生き生き箕面通信2710(160615)をお届けします。
・「国連で日本が憲法9条を実行すると宣言すれば、すぐ常任理事国になれます」と、柄谷行人さん
「9条をもった日本だけにできる平和の世界同時革命です」ともいう。柄谷行人さんは本日6月14日の朝日新聞で、「9条の根源」と題してコラムを書いています。
安倍首相がいくら国会で3分の2を取っても、次に控える国民投票があるから、かならず負けてしまう。国民はたとえアメリカ占領軍に押し付けられたとしても、国民投票があるから9条の偏向はできない。もし、9条が憲法で残り、解釈改憲だけで「海外派兵」できるとしたら、訴訟だらけになってしまう。9条は、アメリカが「朝鮮戦争」のときに変えようとしたけれど、結局、できなかった。アメリカの強い要請を断って、再軍備を封じ込めた。この時に、9条は日本の自発的なものになったのです。
哲学者、柄谷さんは、朝日の紹介によると、著書に新刊「憲法の無意識」のはか、「世界共和国へ」「世界史の構造」などがあるそうです。