おはようございます。生き生き箕面通信2717(160621)をお届けします。
・高浜原発1、2号機の許可は、安倍政権の“おごり”であり、かならずまた事故が起きます
原子力規制委員会(田中俊一委員長)が昨日6月20日、関西電力の高浜原発1,2号機(福井県)を、60年までの運転延長を認可しました。このオンボロ原発は、だましだまし運転延長するのですが、かならずどこかでまた事故を起こすといわれています。
そのとき、運転延長を決めた田中俊一氏は消えており、その後ろにいた安倍首相も消えているかもしれません。しかし、原発事故でやられた人は、数知れずです。ある意味では日本中の人がやられています。
なぜ電力会社は、原発の運転延長を望むのか。それは、運転廃止よりもおカネになるからだそうです。運転廃止は、おカネがかかるうえに廃止したからといって関電の業績には何もならず、それならだましだましでも、おカネになるほうがいいということを選びました。いのちより、おカネの方がいいわけです。しかも、連合の有力単産である電力労連は、民主党を動かして「原発を触るな」といっています。私たちの味方のはずの「組織」が、経営者と一体になって私たちに襲い掛かってきます。 たまったものではないのは、私たち庶民の方です。