生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

2671 ・「公共の福祉」という民衆側と、「公益および公の秩序」という権力側

2016-05-04 08:50:30 | 政治

おはようございます。生き生き箕面通信2671(160504)をお届けします。 

・「公共の福祉」という民衆側と、「公益および公の秩序」という権力側

 憲法記念日は、今年も日本が真っ二つに分かれていたことを表しました。安倍政権は、日本がここまで分かれていることを承知の上で、強引に一つにまとめようとしています。

 日本の憲法は、21世紀に入ってからますます光を強めています。敗戦直後にGHQ(連合国政府)から求められているものをそのまま入れたというばかりではなく、そのGHQは「日本がその先を見越す国づくり」を見越したのだといえます。

 国民主権、基本的人権の尊重、平和主義です。さらにいえば、国際協調。つまり、この3原則、あるいは4原則が日本の守るべき価値として、現在も先を照らしています。

 この原則は、21世紀を照らして、今も燦然として輝いています。しかし、安倍政権とその周辺の人びとは、これを何とかして変えようと試みています。安倍政権側は、普通の国になろうとしており、つまり戦争ができる国にしようとしています。

 昨日の改憲側の主張を見ていると、日本が「平和条項」を見ているのが許せないらしい。なんとしても、中国と、あるいは北朝鮮とぶつかりたいと考えているようです。

 では、安倍政権側の人に聞きますが、「中国などと本当に戦火を交えたいのですか」。単に後ろにアメリカが控えているから安心だなどというのでは、まさに危なっかしくて見ておれません。