生き生き箕面通信

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2262 ・「平和国家という国際的信頼」をぶっ壊す安倍晋三という幼稚宰相の愚

2015-03-04 09:40:08 | 政治

おはようございます。
生き生き箕面通信2262(150304)をお届けします。

「平和国家という国際的信頼」をぶっ壊す安倍晋三という幼稚宰相の愚

 たとえかりそめだったにせよ、日本は戦後70年を通じて「平和国家」というイメージを国際的に持ってもらうことができたのだと誇りに思っていました。それは貴重な、ぜひとも大切に守り発展させる値打ちのある”宝物”のはずです。

 今朝3月4日放送の「マッサン」では、戦地で大切な人が銃弾に当たらないように願う「千人針」を縫うシーンが出てきます。

 そして戦争が終わった時、ほとんど全国民が「二度と戦争はしない」と腹の底から誓ったはずです。憲法9条が、占領軍から与えられ、押しつけられたものであったにせよ、戦後の長い時間をかけて「平和を大切にする国民」になったはずでした。

 それがこうも易々(やすやす)と突き崩されるとは。それもあの幼稚な安倍晋三という低劣な男によってです。

 先日2月28日に放送されたMBSテレビの報道特集「緊迫の辺野古 異例の”拘束”その真相は」を転載させてもらいます。民放では数少なくなった良心的な番組であり、見ていない人にはぜひご覧いただきたいのです。所要時間は19分ほどです。

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動画の内容
緊迫の辺野古 異例の“拘束” その深層は/報道特集

▶ 異例の逮捕 沖縄で何が?

辺野古への基地移設反対を唱える翁長知事誕生から3ヶ月余り。

いま沖縄で何が起きているのか?

住民の抗議行動に対し、米軍は異例の逮捕にまで及んだ。

緊迫の現場をレポート。

引用元:報道特集

 以上、転載おわり

 安倍首相は、大型連休時の訪米に向けて、辺野古米軍基地の建設がいちじるしく進捗(しんちょく)している様を胸を張ってオバマ大統領に、そして米議会で報告したい。そのためには工事を急ぐ必要がある。

 ついに、利害の一致する米軍までが前面に出てきて、急ピッチの工事態勢を取り始めました。基地内に入らないように抗議の人々を押しとどめていた山城博治リーダーを、米側が雇った日本人(沖縄人)の警備員が羽交い絞めにして基地内に引っ張り込み、無法逮捕したのです。

 植民地経営の鉄則は、間接統治です。直接手を出さずに、その国(日本)の人間を使って、警備などに当たらせる。その国の人間同士で、事に当たらせる。

 さまざまな勢力がそれぞれの思惑を持って進めていますが、要するに戦争が的確にできるようにする準備です。ここを使って、他の国の人間を殺すために進撃する基地です。

 安倍は安倍で、中東に出かけて「ISIL(イスラム国)つぶしのために2億ドル支援する」と、過激組織を挑発し、宣戦布告してきました。安倍演説のおかげで、日本人全体がテロの攻撃対象にされてしまいました。もう「平和国家」のイメージはぶっ壊された状態です。それに代わって、アメリカの植民地・日本のイメージが一層強く世界に知られるようになってきたといえます。まことに残念の極みです。

 それでも、日本人有権者の多くが、まだ安倍晋三という男を支持している格好になっています。思考停止し、単細胞の有権者が増えています。国会議員の中にも、思考停止し、安倍発言を繰り返すだけの単細胞型が増殖しています。大手に分類される新聞記者の中にも、ヘイトスピーチまがいの言論を得意げに書き散らす輩(やから)がいます。

 こうした人間に共通するのは、自分の国の現代史をあまりにも知らなさすぎることです。要するに勉強不足なのです。2年後には、さらにおかしな国になっていることと想定されます。