いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

丸の内サディスティクス

2006年04月11日 20時10分54秒 | 東京・横浜

丸の内サディスティクス; すでに引っ越していますた。

[事件] 三菱重工爆破事件http://www.youtube.com/watch?v=3EhdmtKKKdc

4月某日、都内/丸の内で仕事。年度末、年度始めはいろいろ筑波山麓から出ばってあるかねばならない。Death valleyで野たれ死にそうですとか報告したり、もっとすほんをくださいとかお願いすたりすなければならない。丸の内で仕事なぞ初めてなので、史跡探訪。(2012/4/8追記、それまでは大手町参りが仕事だった。Death valleyで野たれ死にそうですとか報告したり、もっとすほん(資本)をくださいとかお願いすたりしたことは同じ)

地図ではあるのに、現物がないぞ!三菱重工ビル!



どうやら、「三菱重工ビル」は店子が変わったらしい。それもお役所だ。向かいにあるはずの三菱なんとかもなくなっている。そうなのだ、いつだっておいらは遅れてきた青年。


1974年8月30日の三菱重工ビル前。死者8名、負傷者300名。その爆音は新宿まで聞こえたという。 爆風で重工ビルと向かいのビルの窓ガラスがすべて割れ、地上に降り注いだ。 ちなみにこの爆弾は、この事件の2週間前に那須の御用邸から終戦記念式典に出席するため上京するひろひとさんが乗った列車を荒川の鉄橋で爆破しようとしたが止めた爆弾であることは有名。



現在の風景。星条旗と日の丸。できすぎで、かえってうざい映像となりますた。

事件から24日後の声明は;

(前略)今回のダイヤモンド作戦は、三菱をボスとする日帝の侵略企業・植民者に対する攻撃である。”狼”の爆弾に依り、爆死し、あるいは負傷した人間は、『同じ労働者』でも、『無関係の一般市民』でもない。彼らは日帝中枢に寄生し、植民地主義に参画し、植民地人民の血で肥え太る植民者である。”狼”は日帝中枢地区を絶間なき戦場と化す。戦死を恐れぬ日帝の寄生虫以外は速やかに同地区より撤退せよ。(後略)

九月二十三日 東アジア反日武装戦線”狼”情報部


ニューヨークの9・11テロより約30年前の事件だけど、犯行者がここまで自覚的に論述していることは、9・11テロと大きな相違。9・11テロのイスラム過激派はなぜビルにいた人が死ななければならなのかを説明はしていない。もちろん、東アジア反日武装戦線・狼の言い分も、筋がとおってたしても、認められるわけでないことはいうまでもない。


速やかに同地区より撤退せよ。

撤退しますた。 三菱重工/本社が品川へ移転
 日帝中枢へ、真打登場。


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