いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

充実の季節

2009年08月14日 17時38分57秒 | 草花野菜
 
どんどん充実する栗、と落ちこぼれの残念さん栗。(ひとんちの栗林)
(拙記事: 残念さん。 どんぐり編

電波止まる

闘いうどん氏もついに300人委員会への加入を密かに目指す闘争戦略を明らかにしたのだろうか? ということは、300人委員会に空席ができたのだろうか? 闘いうどん氏のメッセージを詳しく解読すると、キーワードを見つけた。太田龍。元祖電波教祖に他ならない。

調べると、やはり、太田龍教祖は崩御あそばされていたのだ。 四半世紀前に、当時は"電波系"だの"とんでも系"だのという言葉がなかった頃、「こいつ(太田龍)、おかしいだろう」と御指摘されたのが呉智英センセ。その頃はまだ新左翼→マイノリティー("辺境"民族)保護!の主張だった。とにかく弱者、弱者を探してそれを"てこ"に...。
(後付け; 【断層】呉智英 追悼「三バカ大将」

その後バブル時代で左翼も辺境もひったくれもなくなり、姿を見なくなったというか、おいらもすっかり忘れていたら、ネットの時代、なんと公然と反ユダヤ主義として御登場。結構とんでも本も多い;Amazon, 太田龍 著作群

特に、Amazon, 長州の天皇征伐にある;

長州藩は幕末、攘夷を敢然と主張する孝明天皇を暗殺、神国日本をユダヤイルミナティ悪魔主義世界権力にそっくりまるごと売り渡し、日本民族を滅亡に狩り立てた。さらには長州出身・大室寅之祐を明治天皇としてスリ替え、明治新体制を築き上げた。 日本史上これ以上の国賊売国奴集団は、まさにこの時期の長州藩以外にまったく存在しない。本書はその厳粛な事実を論証し、天下にその罪を告発せんとするものである。

なんぞという電波は、戊辰戦争のルサンチマンでできているおいらの脳髄の振動子に激しい共振をもたらし、沸騰すること間違いない。なので決して、この電波の圏内に入ってはいけないと自戒している。

▼電波の弟子

太田龍がユダヤ陰謀論を抱え死んでいった一方、湯浅赳男は近代において西洋近代文明の異物としてのユダヤと日本の2つを捉え、西洋社会へのユダヤの順応と排除を必死に論ずる;『Amazon, 日本近代史の総括―日本人とユダヤ人、民族の地政学と精神分析』。別に、ユダヤ陰謀論ではない。その湯浅赳男について、闘いうどん氏の「やはり学問は大切だ。」という観点から、"なぜ学問へ"の回想;

私は学生時代は学生運動もしないで、実は社会に入ってから目ざめたので、二十代の後半に入ってからですね。栗原登一という人に会ったというのが大きなきっかけでして彼流のマルクス主義、彼流のレーニン主義を学ぶ中で、私は社会というものに目を開かれて来たのですね。(「マルクス主義批判としての経済人類学」、『思想のデスマッチ』1986)。   ここで、栗原登一とは太田龍の本名に他ならない。

Wiki: 湯浅赳男   Amazon, 湯浅赳男 著作群

そして、何より危ない普通の電波

「鳥越さん以外は小沢一郎に一切話しかけないで下さいって言われた」