水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

「迷想中・迷走中・1010」

2023-10-09 21:11:12 | Weblog


ある気功師・615

大丈夫。
案の定、裾を引っ張る感覚が消えた。
うなされていたHさんが寝息に変わった。
熱がどうなったか分らないが、顔つきも変わった。

そして窓が明るくなった頃、息子夫婦も目を覚ました。
たぶん、熱も下がり、白血病も何とかなりますよ。
確証など無いが、確信があった。
そして駐車してある高速の出口まで送ってもらった。

その1時間後に電話があった。
熱が平常まで下がった、との事。
その夕方にまた電話があった。
「変な事になりました」


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「迷想中・迷走中・1009」

2023-10-08 20:38:30 | Weblog


ある気功師・614

私は霊に強いが、普段は普通だ。
ビビリではないが、できれば出会いたくない。
霊が怖いとも思わないが、ホラー系は嫌だ。
つまり、普通なのだ。

だが気功時、あるいは特殊な状態の場合、別人になる。
いや、別人格が出てくる。
これは外国に行った時などにも起こる。
急に冷静な自分が出てくる。

霊に対して普通に話しかける事ができる。
多分、私の祖母も同じ感覚だったのだろう。
故母から聞いた話では普通に話しかけていた、と言っていた。
私は祖母ほど優しくないから、普段は関わらないが・・・


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「迷想中・迷走中・1008」

2023-10-07 20:20:10 | Weblog


ある気功師・613

その感覚で引っ張る相手が瞬間的に判る。
子供だ。
男の子だ。
一応振り向き、息子夫婦でない事を確かめた。

息子夫婦はまだ椅子に座ったまま眠っていた。
振り向くと引っ張る感覚はなくなる。
そしてまたベッドでうなされるHさんに気功する。
すると再び私の上着の裾を引っ張るのだ。

その感覚相手の思いが伝わってくる。
Hさんを心配しているのだ。
今度は振り向かずに、小さな声で答えた。
大丈夫だよ。


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「迷想中・迷走中・1007」

2023-10-06 20:48:51 | Weblog


ある気功師・612

病院に着いたのが3時。
熱はまだ下がらない。
高熱でうなされて意識は混濁したままだ。
その言葉から、熱いので火事の場面にいるようだ。

時々ナースが来るがドクターは来なかった。
さすがに息子夫婦は疲れたのだろう。
壁際の椅子でウトウトしていた。
治療を始めて1時間した頃だった。

何かが変わった。
ふっと緩んだ。
その時だった。
私の上着の裾をツンツンと引っ張る。


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「迷想中・迷走中・1005」

2023-10-04 20:19:25 | Weblog


ある気功師・610

霊現象がからんだのがHさんだった。
きっかけはHさんの息子夫婦だった。
結婚し7年ほど経つが子供が出来ない。
病院で検査しても夫婦共異常はない。

この夫婦の話は別な結果になるのでいつか・・・
そんな関係から夫婦で時々訪れていた。
ある日の夜1時過ぎに電話があった。
そんな真夜中の電話など異常事態に決まっている。

母親が急に高熱で倒れた。
救急車で病院に運ばれる。
担当医から急性白血病と言われた。
すぐ白血病、癌に対応する病院に転送された。


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「迷想中・迷走中・1004」

2023-10-03 21:07:32 | Weblog


ある気功師・609

元々私は霊に強い体質だ。
たまたま霊に強いルーツだった。
この仕事で否応なく霊と関わる。
すると、霊に関心が向き敏感になる。

それは本来の治療には欠点となる。
霊などに関心を持ち、敏感になっては治療力が弱くなる。
原因は、霊ですね・・・
こんな本末転倒な言葉を平気で言う人さえいる。

私は霊現象と多く出会ってきた。
尊敬する故師匠と一緒にいると毎回起こる。
それでも師匠は霊を特別視しない。
霊などオマケで、本質は本人だからだ。


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「迷想中・迷走中・1003」

2023-10-02 22:02:42 | Weblog


ある気功師・608

いろいろな思いが混濁、混乱する中での治療。
それらの思いに対応しては力が弱くなる。
そんな思いなど感じない静寂を目指す。
究極の鈍感野郎を目指す。

故師匠の言葉を思い出す。
「私は霊感など無い、感じないのだ」
感じなくても霊は喋る。
本人、あるいは近くの人の口を借りて話す。

私の目指す方向が解ると、故師匠の言葉が解る。
いつでも自分は静寂なのだ。
仏教的には、その静寂が慈悲でもあるのだろう。
いちいち感じてはいられないのだ。


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「迷想中・迷走中・1002」

2023-10-01 20:46:34 | Weblog


ある気功師・607

私は病院での治療は多い方だろう。
通常、病院側は他の治療を嫌がる。
病院の治療の妨げになる事が多いからだ。
もちろん健康食品なども嫌がる。

病院側が私を許す理由は幾つかある。
一つは気功なんて毒にも薬にもならない。
ただの気休めだろう、と思っている。
特に禁止するほどではない。

だが最も大きな理由は医者があきらめたからだ。
もう打つ手が無い。
あとは患者、家族が心残りなくしたい事をすればいい。
そこから私は依頼を受ける事が多い。


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