第六章(2)
舎利子 是諸法空相 不生不滅 不垢不浄 不増不減
「是諸法空相」も直訳すると、
「全部の法則は空の相をなしている」となる。
五蘊皆空・色即是空・受想行識亦復如是って言ったじゃないかぁ。
・・・しつこい・・・
だから当然直訳はしないのだ。
「この世の仕組み(是諸法)が、どのくらいイイカゲン(空)か、
これから説明すっからよ(相)」
ここから、しばらくは「空」というイイカゲンなヤツの話が続く。
あまりにイイカゲンなので、
「不」とか「無」とかの否定語やアイマイ語で話すのだ。
ずぅ~と「不」なんて言われていると、
「あ~、もういい、わかったよ。
ようするに、イイカゲンなんだろ」
と衆生は理解してくれるのだ。
これはブッちゃんの話のテクニックだ。
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)