「健全なる精神は健全なる肉体に宿る」
誰が言ったのか、誰が訳したのは知らない。
一見、力強くマトモに聞こえる。
だが、これは間違っている。
こんな言葉を引用する人達も勘違いしている。
肉体は無常のシロモノだ。
一瞬たりとも同じでない。
細胞が常に変化している。
健全という状態に留まる事はない。
そして、誰でも病にも老いにも死にもなる。
精神は時の影響を受けない場合もある。
至高の状態で留まる事もある・・・らしい。
そして、肉体界では肉体の影響を多々多大に受ける。
つまり・・・無常の肉体では精神は一定にならない。
それでいいのだ。
この世は精神も無常である事に意味と意義がある。
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