ある気功師・267
ここで裸の聖者と称されたマハリシについて考えた。
当時、まだ私は気功師になって2年。
龍村塾生になって1年しか経っていない。
一年で十年分の学びと経験体験をすると誓った。
私の誓いは豆腐のように脆い。
が、この三年間だけはマトモだった。
三年間で三十年分を詰め込むのが私の治療家としての基本だった。
まだ人の死、病気という事が解っていない。
生きるという事、人生という事も当然解かっていない。
もちろん今でも解かっていない。
それでも、解からない、という事が判っている。
これは、とても重要な、解からない、なのだ。
解らない事が受け入れられと、目は観えるようになるのだ。
マハリシは自然のど真ん中、アルナーチャラ山中で暮らした。
時々下山して人々の相談に智恵を分けているが、基本は山中だ。
食べ物も自然、ハンバーガーやラーメンなどは食べない。
身体についても精神についても理解が深い。
だから、天寿まで生きたと思っていた。
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